
災害時はどのように動けばイイのか?
そんなお悩みにお答えします!
どうも、ダルグリです!
今回は発達障害者が災害にあった際起こる困り事と対策をご紹介致します!!
・災害があった時の困り事として「音の苦痛」「光や視覚情報の過多」「人との距離感(パーソナルスペース)」「においや温度」「極度の偏食」などがあげられます。
・災害があった際の対策として「「ヘルプカード」の作成と携帯」「「いつもの」セット(防災バッグ)の準備」「第3の選択肢の検討」「予告型訓練」「3・3・3の法則」などがあげられます。
災害にあった際の困り事
災害にあった際の困り事は・・・
- 音の苦痛
- 光や視覚情報の過多
- 人との距離感(パーソナルスペース)
- においや温度
- 極度の偏食
- トイレの衛生・手順
- 不眠
- 指示の理解
- 自分の状況を伝えられない
- 情報の聞き落としや見落とし
- 特定の物へのこだわり
- プライバシーの欠如
- 見通しの立たない不安
- 周囲からの誤解と排除
- 避難所への行きづらさ
- フラッシュバッグ
となります。それでは順に詳しくご紹介致します!
音の苦痛
大勢の話し声、子どもの泣き声、ビニール袋のカサカサ音、アナウンスなどが耐えがたい苦痛となり、パニックの原因になります。
光や視覚情報の過多
夜間も完全には消えない照明や、大勢の人が動く様子が気になり、精神的に消耗します。
人との距離感(パーソナルスペース)
常に他人が近くにいる状況で、触れられることへの恐怖や、プライバシーの欠如による極度の緊張が続きます。
においや温度
避難所の独特なにおいや、空調管理の難しさが感覚的に耐えられない場合があります。
極度の偏食
特定のメーカーの食品しか食べられない、食感が変わると受け付けないといった特性がある場合、配布されるおにぎりやパンが食べられず、体重減少を招くことがあります。
トイレの衛生・手順
トイレの混雑や、断水による衛生状態の悪化により、感覚過敏からトイレに行けなくなってしまう(排泄を我慢してしまう)ケースがあります。
不眠
慣れない枕や布団、周囲の物音で全く眠れず、体調を崩しやすくなります。
指示の理解
「適当に動いて」「あっちの方へ」といった曖昧な指示が理解できず、何をすべきか分からず立ち尽くしてしまうことがあります。
自分の状況を伝えられない
困っていることがあっても、うまく言語化して支援者に助けを求めることが苦手なため、放置されてしまうリスクがあります。
情報の聞き落としや見落とし
放送の内容を聞き漏らしたり、掲示板の複雑な情報を理解できなかったりして、食料配布などの重要な支援を受け損ねることがあります。
特定の物へのこだわり
いつも使っているタオル、特定のメーカーの食品、お気に入りの玩具などがないとパニックになったり、食事が摂れなくなったりすることがあります。
プライバシーの欠如
常に他人の視線がある環境では、発達障害特有の「落ち着かない挙動」や「独り言」を周囲から不審に思われたり、マナー違反と見なされたりすることがあります。
見通しの立たない不安
「いつまでここにいるのか」「次に何が起きるのか」といった予測ができない状況は、強い不安とパニックを引き起こします。
周囲からの誤解と排除
大声を出す、パニックを起こすといった行動が原因で、周囲から「迷惑な人」と誤解され、最悪の場合は避難所を追い出されるケースもあります。
避難所への行きづらさ
過去に「周囲に迷惑をかけた」経験から、本人や家族が避難所へ行くことをためらい、倒壊の危険がある自宅や車中泊を選ぶことで、健康被害(エコノミークラス症候群など)のリスクが高まります。
フラッシュバック
災害の恐怖体験が何度も鮮明に蘇り、精神的に不安定な状態が続くことがあります。
災害時に発達障害者が行うべき行動
発達障害の方が災害時に行うべき行動は・・・
- 「ヘルプカード」の作成と携帯
- 「いつもの」セット(防災バッグ)の準備
- 第3の選択肢の検討
- 予告型訓練
- 3・3・3の法則
- 落ち着くためのルーチン
- 情報の可視化
- スケジュールの見える化
- 「具体的に」助けを求める
- 個別空間の確保
- 役割を持つ
- マイスケジュールの作成
- 「具体的・短文」で助けを呼ぶ
- 健康状態のセルフチェック
- 「いつもの」食べ物の確保
- 物理的な「バリア」を作る
- 一言で特性を伝える
- 情報の取捨選択
となります。それでは順に詳しくご紹介致します!
「ヘルプカード」の作成と携帯
外見から分かりにくい特性(「大きな音が苦手」「パニック時はそっとしてほしい」など)や緊急連絡先、かかりつけ医を記したカードを常に持ち歩きます。
「いつもの」セット(防災バッグ)の準備
偏食がある場合は特定のレトルト食品や菓子パン、感覚過敏対策としてイヤーマフ、ノイズキャンセリングイヤホン、アイマスクを必ず入れます。
第3の選択肢の検討
一般の避難所が厳しい場合に備え、福祉避難所の場所を確認したり、プライバシーを保てる車中避難(エコノミークラス症候群対策もセットで)を検討しておきます。
予告型訓練
「これから地震の練習をします」と予告して短時間の訓練を繰り返すことで、非常時の行動をパターン化して覚えることができます。
3・3・3の法則
最初の3分間は、机の下に潜るなどして呼吸確保と身の安全を最優先します。
落ち着くためのルーチン
強い不安を感じたら、深呼吸をする、お気に入りのタオルを触るなど、自分が落ち着ける動作(コーピング)を意識的に行います。
情報の可視化
音声放送だけでは混乱するため、スマホの文字情報やテレビの字幕を活用して状況を正しく把握します。
スケジュールの見える化
ホワイトボードやメモ帳に「○時:ごはん」「○時:就寝」と書き出し、これからの行動を可視化して見通しを立てます。
「具体的に」助けを求める
曖昧な表現ではなく、「静かな場所で10分休ませてください」「文字で書いて教えてください」と具体的に伝えます。言葉で言えない時はヘルプカードを提示しましょう。
個別空間の確保
騒がしい場所を避け、部屋の角や仕切りのある場所、またはテントなどを使って刺激を遮断できる環境を運営スタッフに相談してください。
役割を持つ
掃除やチラシ配りなど、簡単で具体的な役割を持つことで、コミュニティの一員として活動しやすくなり、不安が和らぐことがあります。
マイスケジュールの作成
避難所全体の予定とは別に、自分専用のスケジュールをメモ帳に書き出します(例:12時 配給、13時 休憩、14時 携帯充電)。
「具体的・短文」で助けを呼ぶ
- ×「困っています」→ ○「静かな場所で10分休ませてください」。
- ×「どうすればいいですか?」→ ○「次にやることを紙に書いてください」。
健康状態の「セルフチェック」
痛みや空腹に気づきにくい(感覚鈍麻)ことがあるため、定期的(1日3回など)に「怪我はないか」「お腹は空いていないか」を自分で確認し、必要なら周囲に伝えます。
「いつもの」食べ物の確保
備蓄のレトルト食品や菓子パンなど、食べ慣れたものを優先的に消費し、食欲不振(偏食による低栄養)を防ぎます。
物理的な「バリア」を作る
- 避難所の隅を確保する、段ボールで周囲を囲む、またはテントを利用して個別空間を作ります。
- これが難しい場合は、「イヤーマフ」を装着している間は話しかけないでほしいという意思表示をヘルプカードに書き、周囲に示します。
情報の取捨選択
不安を煽るテレビやネットの被災映像を繰り返し見ないよう、あえてスマホを閉じ、趣味のパズルや読書などの「こだわり行動」に没頭する時間を意識的に作ります。
一言で特性を伝える
混乱した現場で長く説明するのは困難です。以下のフレーズをヘルプカードに書くか、そのまま伝えてください。
- 感覚過敏がある場合: 「耳が非常に敏感です。拡声器の音が痛いので、指示は紙に書いて渡してください。」
- パニック時: 「今は混乱して話せません。15分ほど放っておいてくれれば落ち着きます。」
- 福祉避難所の相談: 「発達障害があり、一般の避難所での集団生活が困難です。福祉避難所への移動を相談させてください。」
まとめ
災害時にはそれぞれの特性ごとにあらゆる不足の事態が起こる為、上手く行動出来ないことが考えられます。
今回ご紹介した方法によって皆様の災害時の対応の役にたつことが出来たら幸いです。

