
二次障害のうつ病になりました・・・。

うつ病からの回復方法を教えてほしい!
そんなお悩みにお答えします!
どうもブシンです!
今回は発達障害の二次障害をテーマに書いていきたいと思います。
発達障害の二次障害と聞くとどんなイメージを持ちますか?
大体の方はうつや引きこもりといったイメージを持たれるのかなあと思います。
この記事を書いている筆者も発達障害者であり、うつ病の二次障害の経験があります。
しかし、そんな筆者は二次障害を何とか回復することが出来たのです!
今回はそんな二次障害ではどんなことが起こるのか?そしてどのように筆者は回復することが出来たのかご紹介致します!!
※今回ご紹介する回復方法に関しては筆者個人に偶然当てはまった回復方法であり全ての方に当てはまるものではないと思われます。なので、あくまで参考程度に考えて頂きたいと思いますので、ご了承下さい。
発達障害者の二次障害について筆者の考え
まず個人的な意見ですが、二次障害を100%逃れる方法は無いと思っています。
「そんなことはないでしょう!」と考えている方には申し訳ございませんが、経験者から言わせてもらうと無いと思います。
理由としては、どれだけ障害の配慮をしてくれる環境だったとしても仕事や学業で大きな失敗はあるでしょうし、人間関係で上手くいかず心身共に疲弊することは絶対にあります。これは障害がある方ない方共通しているでしょう。
なので、悪い状況に陥れば心身共にめちゃくちゃ丈夫な方でもない限り、二次障害は誰だって経験するはずです。逃れるなんてハッキリ言ってほぼ不可能だと感じています。
しかし、その人に合った二次障害から回復する方法は必ずあると思います。
これからご紹介する方法のおかげで筆者は回復出来ましたし、他の方でもやってみる価値は絶対にあると思いますので、やってみたいと思った方は是非やってみて下さい!
二次障害の種類について
それでは二次障害の種類のついてご紹介致します。
二次障害は主に「精神症状」や「身体症状」の2種類に分けられるとされています。
精神症状だと、うつ病・不安障害などの精神病を発症することが考えられます。
身体症状だと、頭痛・腹痛など身体に悪い症状が発症することが考えられます。
また、この症状が続くと引きこもり・自傷行為、不登校などの生活に多大な悪影響を与えることになります。
尚且つ周りからも冷たく否定的に思われる可能性もあり、ますますストレスを抱えることになるのです。
筆者の二次障害に至るまでの経緯
ここで発達障害者(ASD、ADHDはグレーゾーン)である筆者が二次障害を発症した経緯をご説明します。
周りの人達とのコミュニケーションが・・・
ASDの方特有の特性だと思いますが、コミュニケーションが非常に難しかったです。
顔の表情が乏しかったり、相手の気持ちを考えた発言が出来なかったり、その場の空気が読めなかったりと色々と苦労しました。
また、聴覚過敏なところがある為、環境音が邪魔して相手の話が聞こえづらかったりで会話が成立しづらかったりで大変でした。
その結果、相手に不快感を与えてしまい、怒られたり呆れられたりと非常に辛かったです。
予想外のことが起こると・・・
これもASDの人特有の特性ですが、予想外の事態が起こるとパニックになってしまい、こういった状況に対応できませんでした。
こういったところも周りの方に迷惑をかけた一因となりました。
自分の身に起こった症状
こういった状況がしばらく続いた結果、「自分はダメな人間だ」「誰とも会話をしたく無い」など自分を追い詰めてしまい、不眠症やストレスから来る腹痛に悩まされることになります。
「もしかしたら精神的に何かあったのかも」と思いメンタルクリニックに受診した結果、「抑うつ状態です。」と主治医の方から診断を受けました。
そうです。二次障害を発生させてしまったのです。
二次障害から回復する為に実施したこと
それではこれから二次障害である「うつ状態」から筆者がどのように回復したのか方法をご紹介致します。
カウンセリング
メンタルクリニックといった医療機関では、患者の抱える問題・悩みなどに対して、専門的な知識や技術によって相談を行うカウンセリングを行うところが多くあります。
私の場合は、抑うつ状態の診断を受けた医療機関でカウンセリングのサービスを行なっていた為、その医療機関でカウンセリングも行いました。
(各医療機関毎に異なるかもしれませんが)カウンセリングは、カウンセラーが話を聴き、質問しながら患者さんの困っていることについてカウンセラーの方と一緒に考えます。
このように話し合い一緒に考えていくことで様々なことに気づいていき問題を解決する糸口を見つけ出すことが出来るのです。
ちなみに友人や家族では無いあまり知らない他人と話し合っても意外と心が落ち着きます。この記事を書くにあたり色々と調べましたが、「うつだと周りの人達と距離をとって孤独になりがち。何とか頑張って他人と話そうとすれば、意外と気分が良くなる」といった感想がいくつか見つかりました。
なので、友人や家族と話し合えない状況の方は是非カウンセリングでカウンセラーと話してみて下さい。効果に個人差があるかもしれませんがメンタルが良くなると思います。
また、近くに医療機関が無かったり、このご時世で自宅にいなければいけないなど、なかなか気軽にカウンセリングが出来ないという方は、オンラインカウンセリングがオススメ。
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薬の処方
私は精神安定を目的とした薬を処方して頂きました。
薬はラミクタール・クエチアピン、そして、発達障害の診断を受けてからは、インチュニブの3種類を処方して頂きました。
・ラミクタール
興奮性神経伝達物質の遊離を抑制して神経の過剰な興奮を抑え、けいれん発作を起こしにくくします。
通常、部分発作、強直間代発作に対する単剤療法または他の抗てんかん薬との併用療法(小児は併用療法のみ)、定型欠神発作に対する単剤療法、Lennox-Gastaut症候群における全般発作に対する他の抗てんかん薬との併用療法に用いられます。
出典:くすりの適正使用協議会
・クエチアピン
①興奮・不安感・気持ちの停滞を和らげる
うつ・躁うつにも効用がある非定型抗精神病薬クエチアピン(セロクエル・ビプレッソ)は、気持ちの高ぶり・不安感を鎮めることができる。
②統合失調症に効果がある
非定型抗精神病薬クエチアピン(セロクエル・ビプレッソ)は、ドーパミンとセロトニンという2つの神経伝達物質脳に作用し、情報伝達系の不調を改善する。統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想、興奮)および陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)に効果あり。
出典:社会医療法人博友会
・インチュニブ
アドレナリン受容体に作用して、脳内の神経伝達物質の働きを調節することにより、注意欠陥/多動性障害の症状を改善します。
出典:くすりの適正使用協議会
通常、注意欠陥/多動性障害の治療に用いられます。
この薬を処方してから(人にもよりますが)効果が出てくるまで2、3ヶ月と若干時間がかかりました。
しかし、効果が出てきてからは徐々に気持ちが安定していくのを実感しました。
※薬の処方を受けるのに薬局に行くと大体の確率で何十分も待たされることがあります。
こういった場合は、薬の処方を予約することが出来るサイトやアプリがありますので、空いた時間に薬の処方をすることをオススメします。
全国約16,000店舗の薬局へ処方せんネット受付!1日のスケジュールを記録してみる
自分のスケジュールを見直すことは個人的にかなり重要だと感じています。
発達障害者は自分の現状を把握するのがあまり上手くないと言われています。
尚且つ「自分はこんなことがどうして出来ないのだろう。もっと頑張らなければ」と寝る時間を削るなど頑張りすぎてしまい、不規則な生活をしてしまいます。
その結果、心身共に自分を追いつめることになってしまい、うつ病やストレスから来る不眠症、腹痛といった二次障害を発生させます。
もし仮に二次障害により休職や退職してしまった場合でも、うつ病は思考力を奪ってしまうので、不規則な生活をしていることに気づかず規則正しい生活がなかなか出来ず、休職期間や退職期間が長引きます。
こういった場合は、自分がどれくらい寝ていないのか、どれくらい運動しているのかなど自分の生活をノートなどに記録してみて下さい。
記録してみると「えっ!自分はこんなに寝ていないの?」「今日はこんなに食べているのに、運動が出来ていない。明日はもう少し食べる量を抑えよう」と自分が如何に不規則な生活をしているのか(していたのか)がわかり改善させることが出来ます。
またベストセラーとなった「発達障害サバイバルガイド」だと「睡眠時間は〇〇時間、食べたカロリーは〇〇〇〇カロリー」といった数字で記録すると自分はどういった生活をしているのか明確にハッキリと分かるとされています。
是非とも自分のスケジュールを記録してみて下さい。
太陽光を浴びる
「植物か!?」というツッコミが聞こえてきそうですね。主治医の先生から勧められた時は、自分も最初はそう思ってしまいました。
しかし、実はちゃんとしたうつ病回復の方法の一つとされていますし、色んなサイトでも結構オススメされています。
・太陽光は人の精神面に大きな影響を与える「セロトニン」という神経伝達物質の分泌にも一役買っています。
セロトニンは日ごろから朝日を浴びていたり、こまめに運動をしていると分泌されることが分かっています。
別名「幸せホルモン」とも呼ばれる通り、セロトニンが十分に分泌されていると、睡眠の質が向上する、ストレスを貯め込みにくくなるなどのメリットがあります。
出典:太陽光発電最安値発掘隊
晴れた日はウォーキングやハイキングといった日光浴をしていきましょう。
春夏は15分、秋冬は30分の日光浴が目安となっています。
注意点としては、地域や季節によって紫外線の量が変化するため、体の負担になりがちなので、「今日は暑いし日光も十分浴びたから帰ろう」といった配慮が必要になります。
人によるかもしれませんが、インドア派で外に出る機会があまり無い筆者としては、外に出て日光浴をすることは、メンタルに結構効いたと実感しています。
【二次障害の種類とうつ病の回復方法】まとめ
冒頭にも書きましたが、うつ病といった二次障害から逃れることは100%困難だと感じています。
しかし、その人に合った二次障害から回復する方法は絶対にあると思います。
今回ご紹介した方法を是非とも試してみて下さい!
もし、二次障害で苦しんでいる方で多少なりとも回復することが出来ましたら幸いでございます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
参考文献
https://www.yhg.co.jp/taiyo33/column/太陽光不足が「がん」や「うつ」を引き起こす?/


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