
子供がまた行方不明になった。どうすればイイのか?
そんなお悩みにお答えします!
どうも、ダルグリです!
今回は発達障害者の方が行方不明になりやすい理由と対策をご紹介致します!!
・発達障害児が行方不明になりやすい理由は「空間認識能力の困難さ」「衝動性・興味の追求」「感覚過敏・感覚特性」「対人関係の困難さ」「場所への強いこだわり」「公共交通機関への関心」「心理状態の変化」があげられます。
・対策としては「常に見守り」「所在確認機器の活用」「早期の情報共有」「家庭・学校での安全教育」があげられます。
・もし迷子になった場合「速やかな通報」「本人情報の提供」「捜索範囲の検討」があげられます。
発達障害児の行方不明件数
施設管理下において発達障害児の行方不明は、年間160件を超え、死亡するケースも確認されています。
これらの事案の解決や再発防止のため、保護者らからは国に全国実態調査や行政内連携強化を求める要望が出ています。
発達障害者が行方不明になりやすい理由
発達障害の方が行方不明になりやすい理由は・・・
- 空間認識能力の困難さ
- 衝動性・興味の追求
- 感覚過敏・感覚特性
- 対人関係の困難さ
- 場所への強いこだわり
- 公共交通機関への関心
- 心理状態の変化
となります。それでは順に詳しくご紹介致します!
空間認識能力の困難さ
発達障害の方は空間認識能力が低いとされています。
それが原因で、道に迷いやすく、方向感覚を失いやすいことがあります
衝動性・興味の追求
発達障害の特性である注意欠陥・多動性障害(ADHD)により、興味のあるものに引き寄せ
られて衝動的に動いてしまうことがあります。
その結果、自分の元から離れてしまい行方不明になりやすいです。
感覚過敏・感覚特性
聴覚、視覚、触覚などの感覚過敏が原因で、特定の場所から逃れたい、安心できる場所へ移動したいといった心理が働きます。
その流れで行方不明になることがあります。
対人関係の困難さ
発達障害の方は人とのコミュニケーションが苦手なことがあります。
その結果環境の変化に戸惑い、その場から離れてしまうことがあり、行方不明つながります。
場所への強いこだわり
発達障害の方はこだわりが非常に強いとされています。
その為、好きな場所(公園、線路など)に行きたいというこだわりが強く、その場所に行ってしまい行方不明になりやすいです。
公共交通機関への関心
発達障害のお子様は興味関心を持ちやすい傾向があり、特に電車といった乗り物に関心を持ちやすい年頃になります。
その為の知らないうちに乗り物に乗ってしまい長距離移動してしまうことがあります。
心理状態の変化
発達障害の特性としてパニックや不安、興奮などの精神状態の変化が起こりやすいとされます。
その結果、その場からいなくなってしまい行方不明の引き金になることもあります。
行方不明にならないための対策
発達障害のお子様が行方不明にならない為には・・・
- 常に見守り
- 所在確認機器の活用
- 早期の情報共有
- 家庭・学校での安全教育
になります。それでは順に詳しくご紹介致します!
常に見守り
発達障害のお子様を常に見守ります。
そうすることで、本人の動向を把握出来ますので、行方不明を防ぐことが出来ます。
所在確認機器の活用
GPS機能付きの見守り機器や携帯電話を持たせることで、位置情報を把握しやすくなります。
早期の情報共有
地域の警察や支援機関にあらかじめ本人の特徴や行動パターンを登録しておくことで、万が一の際に捜索がスムーズになります。
家庭・学校での安全教育
学校や家庭で交通ルールや危険な場所(水辺など)について、本人の特性に合わせて繰り返し教えましょう。
そうすることで、ルールを理解し知らないうちに交通機関で移動するなどの行方不明の原因を抑えることが出来ます。
行方不明になった場合の対応
行方不明になった場合の対応は・・・
- 速やかな通報
- 本人情報の提供
- 捜索範囲の検討
となります。それでは順に詳しくご紹介致します!
速やかな通報
行方不明に気づいたら、すぐに警察に通報します。
本人情報の提供
警察や施設の職員、ボランティア団体などにも情報を共有し、協力を求めます。
捜索範囲の検討
本人が関心を持っている場所(水辺、電車、特定の建物など)や、過去に行ったことがある場所など心当たりがありそうな場所中心に捜索します。
まとめ
発達障害のある人の行方不明は、ご本人の安全に関わる重大な問題である為、周りの方々の理解と対策が求められています。
今回ご紹介した方法によって行方不明が減ることが出来たら幸いです。