
ニオイが耐えられない!どうすればいいのか?
そんなお悩みにお答えします!
どうも、ダルグリです!
今回は感覚過敏になりがちな発達障害者。その中で「嗅覚過敏」の発達障害者が悩むことと対策をご紹介致します!!
・嗅覚過敏の発達障害者が抱える悩みは「気分が悪くなる」「集中出来ない」「生活環境の制限」「人間関係の問題」があげられます。
・対策は「においを軽減する」「においに慣れるトレーニング(嗅覚トレーニング)」「環境を整える工夫」「周囲の理解を得る方法」「医療的なアプローチ」があげられます。
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嗅覚過敏の発達障害者が抱える悩み
嗅覚過敏の発達障害の方が悩むことは・・・
- 気分が悪くなる
- 集中出来ない
- 生活環境の制限
- 人間関係の問題
があげられます。それでは順に詳しくご紹介致します!
気分が悪くなる
嗅覚過敏の方は香水や食べ物といったニオイに過敏に反応します。
その結果、気分が悪くなり体調を崩しやすいとされます。
集中出来ない
仕事や勉強などどうしても集中しないといけない場面で、誰かの香水や汗のニオイを感じるような人が近くにいるとします。
そうなるとニオイが気になってしまいどうしても集中出来なくなります。
生活環境の制限
嗅覚過敏の発達障害の方は、飲食店のにおいが強くて外食が難しいことが考えられます。また、そして、家族が使う洗剤やシャンプーのにおいが耐えられない場合が考えられます。
こういった要因から生活環境の制限につながるのです。
人間関係の問題
ニオイに対して様々な悩みを周りの人達に相談するとします。すると「神経質すぎる」と誤解されることがあります。また、においを避けるために、人との距離を置いてしまう場合も考えられます。
その結果、人との関わりが上手くいかず人間関係において問題を抱えることになりやすいとされます。
嗅覚過敏に対する対策
発達障害者の嗅覚過敏による対策は・・・
- においを軽減する
- においに慣れるトレーニング(嗅覚トレーニング)
- 環境を整える工夫
- 周囲の理解を得る
- 医療的なアプローチ
があげられます。それでは順に詳しくご紹介致します!
においを軽減する方法
マスクを活用する
マスクを着用すると、においを軽減できます。特に以下の種類のマスクが有効です。
- 活性炭入りマスク(市販の防臭マスク)
- 空気中のにおいを吸着し、嫌なにおいを軽減します
- ガーゼマスク + 好きな香りのティッシュ
- ティッシュにミントオイルや柑橘系の香りを少しつけ、それをマスク内に入れることで、苦手なにおいを和らげる
- N95マスク
- 花粉やウイルス対策用マスク。こちらはニオイを減らす効果もある
においに慣れるトレーニング(嗅覚トレーニング)
嗅覚トレーニングを行うことで、においに対する敏感さを少しずつ和らげることができます。
自分の好きなにおいを持ち歩く
苦手なにおいを避けるだけでなく、自分が心地よいと感じるにおいを意識的に嗅ぐことで、ストレスを軽減できます。
- アロマオイル(ペパーミント、レモングラス、ユーカリなど)を使用
- 無香料のハンドクリームに好みのエッセンシャルオイルを少し混ぜる
- 好きな香りのガムやタブレットを持ち歩く
環境を整える工夫
部屋のにおい対策
- 空気清浄機を使用
- 空気清浄機が便利です。活性炭フィルター付きのものが効果的
- 無香料の洗剤・柔軟剤を使う
- 香り付きの洗剤が苦手な場合は「無香料」または「低刺激」のものを選ぶのがオススメ
- こまめに換気
- 部屋にこもったにおいを減らすため換気を実施
- 消臭アイテムを活用
- 炭や重曹を置いて、においを吸着させます
食事環境の調整
- 調理の際は換気扇を最大にする
- 電子レンジ調理や生野菜など、においの少ない料理を選ぶ
- 外食はにおいの少ない店を選ぶ
- 換気の良いカフェやテラス席のあるレストランなどがオススメ
通勤・通学時の対策
- 満員電車を避ける
- 混雑しない時間帯に移動する
- 可能なら各駅停車を利用する
- においが少ない場所を選ぶ
- 窓が開く車両や換気の良い場所に座る
- においのきつい場所を避ける
- コンビニやスーパーの惣菜コーナー、香水売り場などをニオイがきつい場所は避けます
周囲の理解を得る
嗅覚過敏は外見からは分かりにくいため、「においが苦手」ということを適切に伝えることが重要です。
家族や職場での配慮をお願いする
- 「においに敏感なので、できるだけ無香料の製品を使って下さい」と伝える
- 職場では、においの少ない席(換気の良い場所、窓際など)に座らせてもらう
学校や会社で配慮を求める
- 学校の場合
- 教師に相談し、席の配置を調整してもらう
- 職場の場合
- 上司や人事に相談し、においの少ない場所をお願いする
- 「合理的配慮」として、香水や柔軟剤の使用を控えてもらう為のルールを検討してもらう
医療的なアプローチ
医療機関での相談
嗅覚過敏が生活に大きな支障をきたす場合、専門医(耳鼻科、精神科、心療内科)に相談するとよいでしょう。
- 耳鼻科
- 嗅覚検査を行い、過敏症の原因を調べる
- 精神科・心療内科
- 感覚過敏に関連する神経系の過活動を抑える治療を提案されることもある
- 抗不安薬や抗うつ薬が有効なケースもある
【嗅覚過敏の発達障害者が抱える悩みと対策をご紹介!】まとめ
今回ご紹介した嗅覚過敏の対策には、物理的なにおい対策、医療的アプローチなど様々な方法があります。
なので、「できることから少しずつ」試していき自分に合ったニオイ対策を見つけることが大切です。
今回ご紹介した方法で皆様の生活が豊かになって頂ければ幸いです。