発達障害の方にオススメの資格は何?
そんなお悩みにお答えします!
どうもブシンです!
今回は就職・転職について記事を書いていきます!!
今この記事を読んでいる発達障害者の方々の中には、現在就職・転職活動をされている方々がいらっしゃるかと思います。
そんな方々の中には「どんな資格を取得すれば良いのか?」と悩んでいらっしゃる方も多いかと思います。
そこで今回は筆者が就活するにあたって某障害者求人のキャリアカウンセラーの方から一体どんな資格が有利になるのかを直接お話を聞き、その内容をご紹介していきたいと思います。
尚且つ、発達障害障害別にオススメの資格をご紹介していきたいと思います。
※身バレを防ぐ為、具体的な内容はそのままお伝えしつつ会話のニュアンスは若干脚色を加えたいと思います。
キャリアカウンセラーに聞いてみた!
Q1.正直資格を取得して就職は有利になるか?
有利にはなります。ただ、資格が全てでは無いです。会社は選考する際、「この人はちゃんとウチの会社で働き活躍してくれるのか?」を基準にして選考するのですが、社会人ならどんなキャリアを積んだのか、学生ならどんなことに力を入れたのかどんな人柄なのか重視します。
Q2.ということは資格を取得することはそこまで意味は無いのでしょうか?
資格が全く無いよりかはあった方が絶対に良いと思います。求人の応募条件に「〇〇(資格名)を取得した方」と記載があったり、「英語が話せます!」とアピールしても採用担当者に「本当に喋れるの?」と疑われますので、TOEICと言った語学力の証拠となる資格があれば信じてもらえます。また、仮に難関な資格を取得していれば「この人は頭がイイ・努力をしてきた!」と印象が良くなるというメリットがあります。
Q3.具体的にどんな資格を取得すれば良いのでしょうか?
その業界・職種に合わせた資格取得がオススメです。例えば営業職なのであれば外回りをするにあたって車移動の機会が多いので、車の免許が必要になります。また、ITのエンジニア職であればITパスポート・基本情報技術者などのエンジニアに関する資格を取得していると「この人はエンジニアとして働けるスキルがある」と評価されます。尚且つ資格の量が多ければ、就職活動の業界・職種の選択の幅が広がります。ちなみに気をつけて頂きたいところとして、企業が求めている人材としてアピール出来る資格を間違えないことが重要です。語学力がある人材が欲しいのにITパスポートや電験の資格をアピールされても採用担当者は評価しません。募集している企業の特徴や職種をちゃんと理解した上でそれに合わせた資格をアピールしていくことが重要です。
※(筆者の意見となりますが)今回ご紹介したインタビュー内容は一人のキャリアカウンセラーの方の個人的な意見の為、指摘通りに行えば必ず内定するというわけでは無いと思われます。なので、あくまで参考程度の情報としてご理解頂ければと幸いです。
オススメの資格!
それではここで、就職・転職に有利となる資格を発達障害別(ADHD・ASD・LD)にご紹介させて頂きます。
ADHDの場合
ADHDの方々は、スケジュール管理やタスク管理が苦手・落ち着きがない・不注意・深く考えず突発的に行動する特性があります。
その為・・・・・
- 経理職
- 事務職
- 工場作業員
といった仕事には向いていないとされます。
こういったところからADHDの方々は・・・
- 動くことが多い
- 慎重かつ正確に進めなくてもそこまで問題ない
- 自分のペースで進められる
といった仕事が向いているとされています。
【ADHD】オススメの資格
自動車免許(第1・2種など)
突発的に動く特性があるということは、つまり行動力があるということです。
その行動力を活かせる仕事の1つとして、積極的に動き、仕事を獲得出来、尚且つ自分の好きな時間に休憩出来る為、自分のペースで働くとが出来ます。そういったところから営業職が向いている考えられます。
そんな営業職では外回りをする際、営業車を使って移動することが多々あります。
なので、車を運転できるようにする為に自動車免許が必ず必要なので取得が必須でしょう!
色彩検定
不注意の傾向がありますが、それは作業中でも取り留めなくアイデアが浮かんでしまうという想像力が突出しているというのが原因の一つだとされます。
ということで、そうした想像力が活かせるデザイナー・イラストレーターといったクリエイティブが求められる仕事が向いているとされます。
デザイナー・イラストレーターには資格が必要とはされていませんが、やはり資格取得していれば採用担当者は「基本的な知識やスキルがある」と評価され就職できる可能性が高くなります。また、仮に1人でデザイナー・イラストレーターとして働く場合、知識が無い状態では働くことは困難です。なので、そういった意味では資格を取得するのは必須だと考えられます。
その中でも色彩検定は様々な分野でデザイナー・イラストレーターとして働く際、配色のイメージや色彩など幅広く知識が学べる為、便利な資格とされています。
調理師免許
飲食店の料理人は、一箇所に留まらず厨房のあちこちに移動し調理するなど常に体を動かして働きます。
尚且つ、自作のメニューを考える際は取り留めなくアイデアが浮かんでしまうというADHDの特性を活かして、より多くの自作料理を生み出せるのです。
その為には、やはり調理師免許がなければ料理人として働けません。なので、調理師免許の取得をオススメさせて頂きます!
基本情報処理技術者
ADHDの方は興味のある分野を極めていける特性があります。さらに興味のある分野で作業する際は、非常に高い集中力を発揮させることができます。
特にIT・エンジニア関連の専門性の高さが必要とされる職種では、複雑なプログラムのコードを書くことになりますが、ADHDの特性である高い集中力や極めた専門性を活かしてより多くのコードを書くことが出来ます!
そんなエンジニアはネットワークなどの基本的知識や技能、さらには実践的な能力を身に付けられる基本情報技術者の資格を取得しましょう!無資格よりも基本情報技術者の資格を取得して応募すればエンジニアとして採用される確率が高くなります!
※資格取得には「スタディング」がオススメ!
スタディングでは文章で読んでもイメージがしにくいIT用語も図表を駆使したスライドを用いて説明する為、動画でサクサク、わかりやすく楽しく学習することが出来ます!
尚且つスマートフォン1つで動画も問題もテキストも模試も学習できるため、忙しい方でもスキマ時間で合格を目指せます!
ASDの場合
ASDはコミュニケーションが苦手・不測の事態が苦手・こだわりが強すぎるといった特性があるとされています。
その為・・・・・・
- 営業職
- 接客業
- 販売業
といった仕事には向いていないとされます。
こういったところからASDの方々は・・・
- コミュニケーションがそこまで必要とされない
- 予想外のことが起こりづらいマニュアルが徹底されている
- ルーティン化されている
といった仕事が向いているとされています。
【ASD】オススメの資格
簿記
ASDの方は他人と多くコミュニケーションを取る必要が無く、1つの物事に対して集中力の高さを発揮されると仕事が良いとされます。
そうなってくるといくつかの工場のライン作業や清掃業務などが向いているとされますが、その中の一つ「事務職」があります。
そして事務職として働いていくならば試算表や財務諸表を読んだり、入出金、振替に関する伝票の処理と仕訳を行える知識が必要とされます。そんな知識が学べるのが簿記となります。
簿記の資格を取得していれば試算表が読めたり伝票の処理が出来る様になります。尚且つ、「この人は事務としてやっていける」と採用担当者に評価され事務職への就職できる可能性が高くなるのです。
※簿記を勉強するならスタディングがオススメ!
スタディングは通信講座業界で最安の価格設定で受けることが出来ます。
また、1〜3級まで対応しておりテキスト・講義・ノートが全てスマホ1台で学習していくことが出来ます。
そして、教材も指導経験豊富な講師によるビデオ講座やスキマ時間で問題演習ができるスマート問題集などクオリティが高い教材でインプット・アウトプット学習が充実しており最適な順番で学べるように学習システムが組まれているため、初学者の方でも学習出来ると評判が高いです。
スタディング 簿記講座MicroSoftOffice(MOS)
先程の簿記とカブりますがASDの方は他人と多くコミュニケーションを取る必要が無く、1つの物事に対して集中力の高さを発揮されると仕事が良いとされます。
なので、そんな力が発揮される職種の一つである事務職がオススメですが、そんな事務職を目指している方はMOSの資格がオススメ!
MOSはWord・Excel・PowerPointといったパソコンソフトの資格となります。色んなソフトがありますが、Word・Excel・PowerPointは資料を作成する際必ず使用するソフトで資格を取得していればレベルが高い資料を作成することが出来ます。
「もともとWord・Excel・PowerPointのスキルがあれば取得する必要性は無いのでは?」と思われるかもしれませんが、スキルを採用担当者にアピールする際、資格を取得していることを説明すれば「この人はパソコンスキルがちゃんとある」と証拠になります。
なので、資格が無いよりかはある方が良いと考えられます。
基本情報処理技術者
ASDの方はルールやマニュアルに沿って進められ1人で黙々と出来る業務が向いているとされています。
その中でもエンジニア、特にプログラマーは仕様書に基づいてさまざまなシステムを黙々と作業を行う為、向いている職種の1つでございます。
そんなプログラマーを目指すにあたってネットワークなどの基本的知識や技能、実践的な能力を身に付けられる基本情報技術者の資格を取得しましょう!取得していると「プログラマーとして働ける人だ」と評価され採用される可能性が高くなります。
※資格取得には「スタディング」がオススメ!!
スタディングでは文章で読んでもイメージがしにくいIT用語も図表を駆使したスライドを用いて説明する為、動画でサクサク、わかりやすく楽しく学習することが出来ます!
尚且つスマートフォン1つで動画も問題もテキストも模試も学習できるため、忙しい方でもスキマ時間で合格を目指せます!
LDの場合
LDの方は、「読む」「書く」「計算する」などの学習能力に極端な偏りがあるとされています。なので、特性の出方は人によって違うので、何が向いているのか何が向いていないのかは個人差があります。例えば数学が極端に得意な方は経理といった数字を取り扱う仕事が向いているとされています。
しかし、LDの方々に共通しているのは発想力が豊かなところと空間把握能力が優れているところがあります。
なので、デザイナーやイラストレーターといった職種が向いているとされています。
【LD】オススメの資格
色彩検定
LDの発達障害の方々にはデザイナーやイラストレーターといったクリエイティブ職が良いとされています。
しかし、デザインやイラストといった基本的な知識が無ければ仕事はしっかりと出来ません。
そんな時にオススメしたいのは、色彩検定。色彩検定では、様々な分野で働く際、配色のイメージや色彩など幅広く知識が学べる為、便利な資格とされています。
WEBデザイン技能検定
クリエイティブ職の1つがWEBデザイナー。そんなWEBデザイナーとして働きたい方にはWEBデザイン技能検定がオススメ。
WEBデザイン技能検定は、web業界で唯一の国家資格であり、業界内でも注目されている検定試験です。この技能検定では、webデザイナーを目指す上で必要となる知識や技術が問われる試験で、webデザインに関する一定の知識を身につけているという証明になります。
なので、「WEBデザイナーとしてやっていけるぐらいの知識がある」と評価されること間違いなしです!
インテリアコーディネーター
空間把握能力や発想力が優れているLDの発達障害者の方には、ハウスメーカーやインテリアメーカーといった住宅関連の会社でコーディネーターに向いていると考えられます。
住宅関連の会社のコーディネーターとして働きたい方にはインテリアコーディネーターの資格を取得しましょう!
インテリアコーディネーターは、その住居に住む住民に合わせた空間を提案する方を言います。
この資格を取得すれば、内装や家具といったインテリアのデザイン計画や設計が出来るので、インテリアコーディネーターは非常にオススメでございます!
【発達障害者にオススメの資格】まとめ
どれも就職・転職活動の力になれる資格ばかりでございます!
難関な資格も若干ありますが、こういった資格を取得していればきっと役立つでしょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
それではまた!!
参考文献
https://kizuki.or.jp/kbc-column/adhd-job/#①不注意の傾向が強い方:慎重さを求められない職業かどうか
https://kizuki.or.jp/kbc-column/asd-job/#ASDに向いていない仕事
https://kizuki.or.jp/kbc-column/adhd-programmer/#ADHDの特性が「プログラマーに向いている」と思われるケース・4つの理由
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