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それはNG!発達障がいの子供に言ってはいけないNGワード・対策をご紹介!

発達障害

発達障がい者子供がいる親
発達障がい者子供がいる親

発達障がい者の息子・娘を怒らせてしまった。いったい何が悪かったのかわからない・・・。

そんなお悩みにお答えします!

どうも、ダルグリです!

今回は発達障がいの子供に言ってはいけないNGワードについてご説明させて頂きます!

  • 発達障がいの子供に言ってはいけないNGワードは「とりあえずこれやっておいて」、「そんなの普通だよ」、「この偉人・有名人も発達障がい者だったみたい」、「周りの人達と仲良くして」、「どうしてこんなことも出来ないの?」が挙げられます。
  • 対策としては「発達障害に対する理解を深める」が挙げられます。

言ってはいけないNGワード

それではこれから言ってはいけないNGワードを

  • とりあえずこれやっておいて
  • そんなの普通だよ
  • この偉人・有名人も発達障がい者だったみたい
  • 周りの人達と仲良くして
  • どうしてこんなことも出来ないの?

に分けてご紹介させて頂きます。

とりあえずこれやっておいて

発達障がい者の方は曖昧な表現が苦手だとされています。

なので、「とりあえずこれやっておいて」などの曖昧な指示を出されると「これってどれ?」「どうやっていけばいいの?」となるのです。

そんなの普通だよ

注意不足や多動性など発達障がいの特性がありそれについて相談された際、「そんなの普通だよ。障がいではないよ」という発言をする方がいらっしゃいます。

個人的な意見としては、発達障がいの特性がわからない方がこういった発言をしがちです。

この発言を聞いた発達障がい者の方は「この人は何にもわかってくれない」「障害のこと何にもわかってくれない」「じゃあ普通って何?」などかなりネガティブなイメージを持ちます。(実際発達障がい者の自分でもこの発言に苦しめられました)

この偉人・有名人も発達障害だったんだって!

この偉人・有名人が発達障害だったという話はたまに聞きます。

こういった情報を聞くと「〇〇さんは発達障がいに悩んでるけど、あの偉人だって発達障がいで成功したんだよ!だから気にしなくてもいいんじゃない?」と発達障がい者の方を励ます文言としてよく使われます。

しかし、発達障がいだったとしても偉人・有名人のようになれるとは限りません。

ネットなどで有名な芸術家やスポーツ選手が発達障がい者だったという情報があったりしますが、では全ての発達障がい者にそんな才能があるかと言われると(全員が全員とは言いませんが)違うと思います。

なので、励ましのつもりでそんなことを言われても「それはあの人たちが生まれ持った才能があったからでしょう?僕・私はそんなことないよ」とむしろ落ち込んでしまうものなのです。

周りの人たちと仲良くしなさい

発達障がいのある子供がいる親御さんは、周りの人達となかなか仲良く出来ない子供に対して「周りと仲良くしなさい」と良く言うのではないでしょうか。

実はこれはかなり傷付けるNGワード。

発達障がい者の方々は空気の読めない発言をしてしまうなど、特性が原因で周りとのコミュニケーションがなかなか上手くいきません。その為、周りの人達との関係性が悪くなってしまいがちです。

そんな状況が続くことで、子供はツラい思いをします。そんなツラい思いをしている時に「周りの人達と仲良くしなさい」という発言をすることで、「言う通りにしなきゃ!もっと皆んなと仲良くしなきゃ!」と張り切りますます関係性を悪くさせてしまい、より子供にツラい思いをさせることになるのです。

どうしてこんなことも出来ないの?

自分だったら出来るようなことを全く出来ない発達障がいの子供。そんな人達に対して「どうしてこんなことも出来ないの?」と言ってしまう方が多いのではないでしょうか。

しかし、発達障がい者だってワザとやっている訳ではありません。気をつけていても障害の特性が原因で同じミスをしてしまうのです。

「発達障害のついて理解できていない」と悪い印象を与えることになるでしょう。

NGワードの対策

それでは言ってはいけないNGワードに対しての対策をご紹介致します!!

発達障がいの理解を深めてその人に合った発言を心がける

発達障がい者の気持ちや立場を考えた発言をすることで、発達障がい者の方を傷つけることはまずありません。

その為には、やはり発達障がいに対する理解を深める必要があります。

今では書籍やネットの記事などタメになる発達障害に関する情報が多数ありますし簡単に見つけられますので、調べていきましょう。

発達障害児がいる親御さんにオススメしたい為になる本

発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換

2013年より、「楽々かあさん」として育児の傍ら日々の子育てアイデアをシェア・情報発信する個人活動を行なっている大場美鈴氏。

大場 美鈴(おおば・みすず)

楽々かあさん

1975年生まれ。うちの子専門家。

美術系の大学を卒業後、出版社で医療雑誌の編集デザイナーとして勤務し退社。実父の介護経験を経て、結婚。

3人の子宝に恵まれる。長男はASDの診断とLD+ADHDの傾向がある。次男、長女はいくつか凸凹特徴があるグレーゾーン。

2013年より、「楽々かあさん」として育児の傍ら日々の子育てアイデアをシェア・情報発信する個人活動を開始。

出典:Amazon「発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換」より

そんな大場美鈴氏の毎日がラクになる親子のコミュニケーション方法が収録されているのがこちらの「発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換」。

本書はかつてネットで公開し、14万シェアを超えるなど大反響呼んだ「声かけ変換表」を、6年の歳月を経て、大幅に追加し書籍化したもの。

3人の子どもに対して、かつては怒ってばかりだった自身の経験や、その後の子ども達の成長と変化、SNS等で寄せられた多くの声などを踏まえ、発達障害のある・なしに関わらず、どんな子にも伝わりやすい166通りの声かけ変換例を、身近な話で「具体的に」「わかりやすく」紹介されています!

※本書に収録された声かけ変換例の一部

「ここができてないよ」→変換「ここまでできてるね」

「〇〇しちゃダメ! 」→変換「〇〇しよう」

「ダメ! 」→変換「ここまではいいけど、ここからはダメ」

「空気読んで! 」→変換「今、みんなで〇〇しているところだよ」

出典:Amazon「発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換」より

発達障害のお子様やそうではないお子様に対してコミュニケーションに悩んでいる方には是非とも読んでほしい一冊でございます!

※Amazonレビューから抜粋

  • 本書は「子育てはイライラするもの」「つい怒ってしまうもの」ということを大前提に書かれているのが目からウロコ。 子育てに一生懸命になるほど、子供にイライラして声を荒げることも多く、後悔したり自分自身に自信をなくしたりすることの多かった私にとって、非常に心がラクになれる一冊でした。
  • 今までの子育ては間違っていた…と実感してしまうほど的確な事ばかりでありがたく実行しています。実践するようになって子供の笑顔が格段に増えました。
  • とても分かりやすく、具体的ですぐに使える声かけばかりで役立ちます。子供とのコミュニケーションではこちらの思いがうわ滑りすることが多く、ちょっとした声かけの変換で伝わる!具体的な例がいっぱいあって、飽きずに読めます。

※出典:Amazon「発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換」より

イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本

この本はこころとそだちのクリニックむすびめ院長・児童精神科医師・臨床心理士である田中康雄先生による著書「イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本」でございます。

田中康雄

こころとそだちのクリニックむすびめ院長。児童精神科医師。臨床心理士。北海道大学名誉教授。北海道大学大学院教授を経て、クリニックを開院。発達障害の特性をもつ子どもとその家族、関係者と、つながりあい、支えあい、認めあうことを大切にした治療・支援で多くの人から支持されている。

出典:Amazon「イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本」より

特徴としては、発達障害に関する症状から、その特性を理解できるようやさしく解説し、具体例を交えイラストを使用しアドバイスしてくれます。

【目次】

第1章 発達障害とは?

第2章 こんなようすが気になったら

第3章 自閉症スペクトラムとは?

第4章 ADHD とは?

第5章 LD とは?

第6章 気づき、診断を経て、療育とケアへ

第7章 家庭での支援

第8章 保育所・幼稚園、小学校での支援

出典:Amazon「イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本」より

この本は「発達障害とは何なのか?」「発達障害の我が子をどうやってサポートすればイイのか?」など、発達障害のお子様の子育て入門編となる本に仕上がっています。

非常にわかりやすく具体的にまとまっていますので、是非読んでみて下さい!

※Amazonレビューから抜粋

  • 息子が何に悩み、何がツラいのかが少しでもわかればと思って読みました。グレーゾーンではっきりしないお子様をお持ちの親御さんは読んでもいいかもしれません。
  • 図解で書いてあるので、頭には入りやすいし、発達障害についての基礎知識をつけたい人にはとても良いと思う。
  • 児童相談所の担当の方に勧められ購入しました。ところどころにイラストが入っていたりするので、抵抗なく読めました。

出典:Amazon「イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本」より

※他にも発達障害児がいる親御さんにオススメしたい書籍を一通り紹介していますので、ご興味がある方はこちらの記事をご覧下さい!→【2023年】発達障害児のオススメ子育て本6冊をご紹介!

【発達障害の子供に言ってはいけないNGワード・対策】まとめ

どれもこれも非常に気をつけたいNGワードばかりだったと思います。

自分も発達障がい者なので何気ない発言で気づくことが多くあります。

発達障がい者が身近にいる方は是非今回ご紹介したことを参考に発達障がい者の方とより良い関係を築き上げてください!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

それではまた!!

参考文献

・ぜんち共済株式会社「実は傷ついている!発達障害者に言ってはいけない言葉4つ」

・リタリコ発達ナビ「「せめてこれくらい…」が子どもを潰す?発達障害の専門医が語る、発達グレーを白にしようとしないでほしい理由」

・まいどなニュース「子どもは「失敗」を恐れている…弟・妹の心を折るNGワードと発達障害児の特性とは」

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この記事を書いた人

ASDの発達障害者でブロガーのブシンです!現在は某企業にて障害者雇用で働いております。
当事者である私が発達障害者の方々に対して、生活をより豊かにする情報を発信していけるよう頑張っていきますので宜しくお願い致します。

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