発達障害者は何故自動車免許取得に苦労するの?発達障害者はどうやって免許取得できるの?
そんなお悩みにお答えします!
どうも、ブシンです!
今回は自動車免許に関する記事を書いていきたいと思います!!
今この記事を読んでいる読者の方々の中には、現在自動車学校に通っている方や通うかどうか迷っている方がいらっしゃるかと思います。
迷っている方々は人それぞれ理由があるかと思いますが、こんなことを考えている方がいるのではないでしょうか?
発達障害者に自動車免許の取得は本当にムリ!
発達障害者に自動車免許取得はムリ!!!!!
「そんなこと考えている人はあまりいないのでは?」と考える方もいらっしゃると思いますが、実はネットでたびたび話題に上がっているのでございます。
しかし、「そんなことない!」と一言言わせて下さい!何故なら、ASDの発達障害者である筆者は自動車免許を取得しているからです!(厳密には普通自動車第1種免許)
しかし、発達障害特有の特性が原因で苦労したのは事実でございます。
今回は筆者の体験談も織り交ぜつつ「何故発達障害者は免許取得に苦労するのか?」、そして発達障害若干に是非オススメしたい自動車学校をご紹介致します!!
発達障害者が免許取得に苦労する理由
それでは発達障害者が免許取得に苦労する理由をご紹介致します!今回は・・・・・
- LD
- ASD
- ADHD
以上の発達障害別にご紹介していきます。
LDの場合
LDは「学習障害」と呼ばれており、聞く・読む・書く・計算など特定の能力に対して、著しい困難を示すとされています。
この特性によって、学科試験を行うにあたり問題の読み書きや理解に時間をかなり使うことになります。その結果、的確な答えが導き出せなかったり、問題を解くのに時間がかかり全問回答出来なかったりで、試験に落ちてしまう可能性が高いといえるでしょう。
ASDの場合
ASDは「自閉症スペクトラム症」と言われており、コミュニケーションが苦手、予想外の出来事が起こるとパニックになり対応が出来ないことがあります。
この特性によって、路上教習中の指導員からの指示や学科を受けている際、指導員の発言を上手く理解できなかったりと苦労することになります。
また、路地教習中に突然別の車が飛び出してきたり、指導員から予想外の指示が出されるとパニックになり正確な運転が出来なくなることがあります。
ADHDの場合
ADHDは不注意・多動性・衝動性があるとされています。
この特性によって、学科試験を受験する際、見落としやケアレスミスによって点数がなかなか取れなかったり、路上教習中に気をつけているつもりでも路肩に乗り上げるなどの交通ルールを守れず結果、教習が上手く進めない状況になります。
また、衝動性によって急ブレーキや急発進を行い危険運転をしてしまうことが考えられます。
発達障害者でも自動車免許を取得する方法
それではこれより発達障害者でも自動車免許を取得する方法をご紹介致します。
発達障害者に向けた講習を行う自動車学校に通う
ここ最近発達障害者に向けた教習を行う自動車学校が出てきている状況です。
例1.鹿沼自動車教習所
発達障害のある教習生に対して、「コーディネーター」と呼ばれる福祉の専門家がイラストなどを使って指導を行います。
また実技教習の際、指導員が丁寧な言葉遣いで説明するなど教習生の方一人一人に合わせた指導を行います。さらに実技教習中、コーディネーターも同乗し、指導員の説明を一通りメモして、対象の教習生に対してすぐにアドバイス行なっています。
例2.コヤマドライビングスクール
発達障害者の方向けの「スマイルコース」を提供しています。
スマイルコースでは、専用コーディネーターが相談係として卒業まで徹底的にサポート。
コーディネーターは、先程ご紹介した鹿沼自動車教習所の「つばさプラン」の合宿研修を修了し、発達障がいの研究を積んだ専門スタッフが行います。
また教習は卒業までインストラクターがチ-ムを作り担当します。インストラクターは発達障がいの知識を身に付けたスタッフで、キャリアも長いベテランインストラクターが指導します。
技能教習は、1段階・2段階のそれぞれ1時限、コーディネーターが後部座席に同乗し様子を見守ります。教習を進めていく上でのアドバイスをしたり、今後どのようなサポートが必要になってくるかを判断します。学科教習は個別クラスで対応しますので安心して受講できます。
出典:発達障がいの方向けのコース – 自動車免許はコヤマドライビングスクール
卒業後は、免許を取得するまでコーディネーターが徹底的にフォローアップします。尚且つ免許取得後の運転技術向上のお手伝いしてくれるとのこと!
こういった発達障害者に対するサポートが非常に充実している教習所を探し選び通うのがオススメです!!
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学科試験に出題される問題は多少ニュアンスを変えてきたり、「引っかけ問題なのでは?」と感じさせる問題が多数出題されます。
こういった場合は、通販サイトやアプリで販売されている学科試験の問題集を購入しましょう。そしてやりこんでいきましょう。
学科試験の問題集は非常にクオリティが高く、問題集で紹介された問題が実際に出題されたり、問題集の問題を何回も解いていれば試験でニュアンスが変わった問題や引っ掛け問題でも臨機応変に解答できます。
自分に合った指導員を探す
路上教習の際、指導員の指示がわかりづらく、どのタイミングでハンドルをきるのか、どういった感じでS字クランクを進んでいけばいいのかなどしっかりと把握できないのが発達障害者の苦労するポイントです。
また、ネットの口コミを見てみると、カリカリしやすく厳しい指導員がどの教習所にも必ず1人はいるのが現状です。そんな人が近くにいたら焦って冷静さを無くしてしまいブレーキやアクセルを間違えて踏むなどの不注意や衝動を起こすと考えられます。
こういった場合は、自分に合った指導員を見極めていきましょう。
自動車教習所では「この指導員とはもう合わせないで下さい!」とお願いすることが出来ます。また、指導員に対して「すみません。具体的にハンドルの確度など説明して頂いてもよろしいですか?」と事前にお願いするようにしましょう。意地悪な指導員でも無ければ、ちゃんとお願いを聞いてくれます。
ぜひぜひ指導員を見極めていきましょう!
発達障害者が免許取得に苦労する理由・取得方法をご紹介!
個人的にはやはり自動車教習所に通う際は、発達障害者向けの講習を行う場所を選んで通うのが1番オススメです。
しかし、身近にそんな教習所があるとは限りません。そんな時は先ほどお伝えした「学科教習対策としては問題集をやり込む!」「自分に合った指導員を見つける」をやってみて下さい!筆者もこれをやったおかげで免許取得することが出来ました!
ということで、発達障害者の方の中で自動車免許取得を目指している方は是非頑張って下さい!応援しています!
参考文献
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