発達障害者が自習出来ない理由と対策をご紹介!

発達障害

発達障がい者
発達障がい者

自習が出来ない・・・。どうすれば自習出来るようになるか教えてほしい・・・。

そんなお悩みにお答えします!

どうも、ブシンです!

今回は、勉強に関する記事を書いていきます。

発達障害あるあるの1つに「自習したいけど、勉強集中出来ない」というのがあるかと思います。これを読んでいる発達障害者の方々の中には「あ〜わかる!わかる!」と共感していらっしゃると思います。

「そんなの発達障害者じゃなくても一緒でしょ?」と思う方もいらっしゃると思いますが、発達障害者では無い方には実感が出来ない発達障害特有の自習に集中出来ない原因があるのです!

ということで、今回は発達障害者がなぜ自習する際、勉強に集中出来ないのか?そしてどうすれば集中出来るようになるのかをご紹介致します!

こんなヒトにオススメ!

・自習が上手くできない発達障がい者の方。

・どうすれば自習出来るようになるのか?

・発達障がいである自分の子供に対してどのように自習させれば良いのか?

※自習の対策について結論を簡単にまとめると、人に見てもらう、音を遮断する、視覚に刺激を与えない、仕切りを使って視覚になるべく余計なものを入れない、自習時間の管理、好きなものを遠ざける、自習しやすい場所を見つけるというのが挙げられます。

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発達障害者が自習で勉強に集中出来ない理由

それではまず発達障害が勉強に集中出来ない理由をご紹介致します!!

衝動性

発達障害の特性のひとつに何か思い立ったらすぐに行動してしまう”衝動性”があります。

この特性があると、何かの勉強している際、「アッ!スマホゲームやりたい!」と思ったら、我慢せず勉強をやめてスマホゲームをやってしまう。このように突発的に別の行動をしてしまい、勉強を進めることが困難となります。

感覚過敏

発達障害の方は感覚過敏という特性があるとされています。

感覚過敏はその名の通り聴覚や視覚などの感覚が通常の人よりも過敏になってしまうことを言います。

なので、勉強している時に隣の部屋からテレビの音が聞こえてきたり、料理の匂いが気になったりで集中出来ないことがあります。

不注意

これはADHDの方特有とされている”不注意”。何かに集中している際に、何かしらの物音や視界に何かが入ると気になってしまい注意力が低下して、結果的に集中出来なくなってしまいことがあります。

なので、勉強しているにもかかわらず、部屋の掃除を始めるなど、勉強以外のことをしてしまうケースが起こりやすくなるのです。

疲れやすい

発達障害者は過集中という特性があり、一つの物事に対して休みなくずっと作業を行います。それが原因で、集中力が切れるとドッと疲れがきてしまうのです。また、感覚過敏の特性もあり、音がうるさく感じたり目に入る光が異常にまぶしく感じたりする為、疲労が溜まりやすくなってしまいます。

勉強する際もさまざまな科目を勉強する予定だったにも関わらず、一つの科目に過集中で勉強したり、感覚過敏が原因で余計な疲労を溜めこんでしまい結果、他の科目の勉強が疲れが原因で出来なくなってしまうことになるのです。

発達障害者が勉強に集中する為の工夫

それではこれより発達障害の方が勉強に集中する為の工夫をご紹介致します。

人に見てもらう

多動性や不注意などによる発達障がい者特有の症状が原因で勉強出来ない場合、家族や友人など人に見てもらうのがオススメです。

もし勉強に集中出来ない状態になった場合でも「ちゃんと勉強しよう!」と注意してくれますし、もしわからなくて困った場合でも教えてくれたりと色々と助けてくれます。

ここで重要なのは「ありがとう」など友人や家族に感謝の言葉を言いましょう。

本当に重要なのかと疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、やはり勉強を見てもらっているということはその人との信頼関係があるということですし、わざわざ時間を作ってくれているので感謝の言葉は重要だと考えられます。

なので、絶対に感謝の言葉を言いましょう!

音を遮断する

音が気になりがちな聴覚過敏の方。そんな方には耳栓といった音を遮断するグッズを利用しましょう。

耳栓には、シリコン製や粘土製などさまざまなものがあります。遮音性が若干低いという欠点がありますが、値段は安く耳の穴の中に入れる為、耳に対する負荷はそこまでありません。

また、デジタル耳栓というハイテクな耳栓があります。特徴として値段は高いという欠点がありますが、電車の音や空調音などの「環境騒音」を遮音しつつ、人との会話は聴こえるという耳栓になります。通常の耳栓では、人の声も聞こえづらいので呼びかけに反応出来ないという問題もデジタル耳栓は改善出来てしまいます。

もし「耳栓は自分に合わない」という方がいらっしゃるのであればイヤーマフがオススメ!ヘッドホンのような形をしており、通常の耳栓と比べると遮音性が高いとされています。しかし、耳を全体的に圧迫するため感覚過敏の方は痛みを感じるなど違和感を強く感じてしまうという欠点があります。

どれもメリット・デメリットがありますので、自分に合った物を見極めつつ利用しましょう。

視覚に刺激を与えない工夫をする

視覚過敏の方は紙の光の反射などが視覚に何かしらの刺激を受けがちです。それが原因で気が散りやすく勉強に集中できないことがあります。

こういった場合、刺激を受けづらい状況を作ります。

例えば窓から入る直射日光が気になる方はカーテンを閉めしましょう。また、スマホやタブレットを使った勉強をする場合、画面の明かりが気になってしまうので、画面の明かりを暗くする設定をしましょう。

紙の光の反射に関してだと、その反射を防ぐ専用の紙が発売されていますので、それを使って勉強するのもオススメです。尚且つ、教科書に赤色など色がついた半透明の下敷きやシートなどを被せることで、反射を防ぎながら教科書を読むことが出来るのでこちらもオススメです!

視覚に余計なものを入れない為に仕切りを作る

視覚にスマホや漫画本など勉強に関係のないものが視界に入ると不注意や多動性といった発達障がいの特性が原因で勉強が出来ない状況になりがちです。

そういった場合は、パーティションなどの仕切りを作って勉強を行いましょう。そうすることで、本など余計なものが目に入りづらくなり勉強に集中しやすくなります。

勉強時間をしっかりと管理する!

勉強する際、発達障害の特性である過集中になってしまい勉強とは関係のないことに時間を使ってしまったり、一科目だけを勉強し続け他の教科の勉強が出来なくなってしまうことがあります。また、不注意の特性が原因で勉強以外のことを始めてしまったりする場合があります。

こういった場合、「〇〇分は勉強してその後、〇〇分休もう」といったスケジュールを組み立てましょう。そうすることで、過集中を抑えることも出来ますし、「この時間まで頑張ってみよう」と勉強する気持ちが強くなり、不注意な特性を抑えて勉強することが出来るようになるでしょう。

また、電車移動や病院の待合室での待ち時間といったちょっとしたスキマ時間を使って勉強するのもオススメ。スマホの勉強アプリや単語帳など使って「5分間空いたら英語の勉強」「電車の移動中は数学の勉強」と時間毎や状況毎に学ぶ内容を予め決めましょう。そうすることで、学びたい内容を効率よくより身につけることができます。また、スキマ時間は基本短い時間なので、勉強が途中で終わりやすく「家に帰ったら続きを勉強しよう!」と勉強に対するモチベーションにつながるのです。

気をつけて欲しいのはスマホのアラーム機能といった時間を知らせる機能をしっかりと使いましょう。過集中になっていると時間感覚が掴めなくなり、予定よりも時間がオーバーしてしまう可能性が高く、せっかくの組み立てたスケジュールもダメにしてしまいます。アラーム機能を使えば、過集中になっていたとしても時間が来たことに気づいて、休憩や次の科目の勉強に変えることが出来るようになります。

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好きなものは遠ざける

勉強する際、ゲームやマンガといった勉強とは関係の無い好きなものが目に入ると、発達障害の特性である不注意・衝動性によって、勉強をやらずに他のことをやってしまうことが多々あります。

そういった場合、勉強している間は別の部屋に置いたり誰かに預かっておいてもらうなど、好きなものを遠ざける工夫をしましょう。

個人的にオススメなのが「タイムロッキングコンテナ」です。

タイムロッキングコンテナはスマホなどをボックス型の容器に入れ、時間を設定。すると設定した時間までの間ロックがかかり開かなくなるという商品となります。こうすることで、しばらく好きなものを遠ざけることが出来ますし、時間が来るまで勉強しておこうとモチベーションにもつながります。

勉強しやすい場所を見つける

発達障害の特性が原因で、自分の部屋で勉強する際、周りの音が気になったり漫画やテレビなどの誘惑が多く勉強よりもそちらを優先してしまい、勉強する時間をなくしてしまうことがよくあります。

こういった場合、図書館や喫茶店など勉強しやすい場所を見つけましょう。見つける際は自分の中で騒音が気にならない場所や移動時間が短い場所など「自分にとって勉強しやすい場所」の条件を決めておきましょう。そして、その条件により多く当てはまった場所で勉強していきましょう。

【発達障害者が自習出来ない理由と改善方法】まとめ

どれもこれも今すぐ実践できる方法ばかりでございます。

今回ご紹介した方法を使って有意義に勉強して目指せ高得点!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

それではまた!!

参考文献

・安田 祐輔「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本」

・キズキ共有塾「発達障害で勉強についていけない子どものために親ができる8つの対応」

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