よく転んでしまう。なぜなのか?どうすればいいのか・・・。
そんなお悩みにお答えします!
どうも、ダルグリです!
今回は発達障害者が転びやすい原因と理由をご紹介致します!!
・発達障害者が転びやすい原因は「尖足歩行の特性があるから」「発達性協調運動障がい(DCD)」「注意力欠如がある為」「視力の問題」があげられます。
・転ばない為の対策は「体幹トレーニング」「感覚遊び」「自分に合わせた靴選び」「転ばない歩き方のトレーニング」「視力による問題を抑えるグッズを使用」があげられます。
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発達障害者が転びやすい原因
発達障害者が転びやすい理由は・・・
- 尖足歩行の特性があるから
- 発達性協調運動障がい(DCD)
- 注意力欠如がある為
- 視力の問題
があげられます。それでは順にご紹介致します!
尖足歩行の特性があるから
「尖足歩行」とは、かかとを床につけずに足指だけで歩くことを表します。
発達障害者は視覚や聴覚などの刺激が過剰に感じられる感覚過敏の特性があるとされています。この特性が原因で足裏全体をつけて歩くのが嫌でつま先を極力つけて歩こうとします。
また、その逆で視覚や聴覚などが鈍感なパターンもあります。このケースは外部からもっと刺激を得るためにつま先だけで歩く傾向があるとされています。
こういった歩き方が幼い頃から身についてしまい正しい歩き方が出来なくなってしまい、結果転びやすい体質につながります。
発達性協調運動障がい(DCD)
体の姿勢など感覚をまとめ上げ、滑らかな運動を行うための脳機能の一つとされている「協調運動」。発達障害者の多くが協調性運動が上手く機能せずぎこちない動きなど「不器用」といわれる状態である場合があります。これを「発達性協調運動障害(DCD)」と言います。
この発達性協調運動障害が原因で歩く際、バランスが取れなかったりうまく歩けなかったりで、つまずいて転んでしまうことが多くあります。
注意力欠如がある為
発達障害者はケアレスミスをしやすいなど注意力が欠如しやすいとされています。
道を歩いている際、ちょっとした段差があると気づいて避けたりするものですが、注意力欠如の特性によって気づかずつまずいて転んでしまうのです。
視力の問題
発達障害者には視覚や聴覚といった感覚が上手く機能しない”感覚鈍麻”の特性を持っている方がいるとされています。
歩いている際も目の前の段差や突起物を見つけると避けられのですが視力が弱くその結果、足を引っかけ転んでしまうことがあるのです。
転ばないための対策
発達障害者が転ばない為の対策は・・・
- 体幹トレーニング
- 感覚遊び
- 自分に合わせた靴選び
- 転ばない歩き方のトレーニング
- 視力による問題を抑えるグッズを使用
があげられます。それでは順にご紹介致します!
体幹トレーニング
発達性協調運動障がい(DCD)が原因で転びやすい方が多いとされる発達障害者。この場合、バランスボールなどを使用して体のバランスを整える体幹トレーニングを実施していきましょう。
そうすることで歩く際体のバランスが取れるようになり転ぶ可能性を低くすることが出来ます。
感覚遊び
尖足歩行の体質が原因で、かかとをつけられず正確な歩き方が出来ない発達障害のお子様。この場合かかとをつけて歩けるようになるため、遊びを通じて感覚の発達をさせましょう。
感覚刺激に敏感な場合、その子にとって心地よい素材の上を歩かせましょう。
具体的には・・・
・クッション渡り(クッションをつなげて、クッションの上を歩く)
・山からジャンプ(布団やマットなどで大きい山と小さい山をつくって、大きい山から小さい山にジャンプ)
・平均台歩き
・ハイキング
出典:ムーちゃん通信#9「尖足歩行ってなあに?」
また、感覚刺激を求める傾向が場合は、感覚を刺激する遊びを行い歩く練習をさせましょう。
具体的には・・・
・ブランコ
・トランポリン
・縄跳び
・台からジャンプ
出典:ムーちゃん通信#9「尖足歩行ってなあに?」
自分に合わせた靴選び
正しい歩き方がなかなか出来ずに転んでしまう場合、自分の歩き方に合わせた靴選びも重要なポイント。
靴をすぐにダメにしない為に頑丈な靴を選んだり、足のトラブルが起こりづらい歩きやすい靴を履くことで歩きやすくなり転ぶ機会を減らすことが出来ます。
足の動きにぴったりフィット【やさしい靴工房 Belle and Sofa】転ばない歩き方のトレーニング
発達障害者は尖足歩行や注意力の欠如といった特性によって上手く歩くことが出来ず転びやすいとされています。
この場合、転ばない為の正しい歩き方や注意力を常に持つという転ばない為のトレーニングを行いましょう。
今で歩き方に関する書籍など情報が多くありますので、是非参考にして正しい歩き方を覚えましょう。
視力による問題を抑えるグッズを使用
感覚鈍麻による視力の弱さにより目の前の突起物に気づかず、つまづいて転んでしまいがちな発達障害者。
この場合、メガネやコンタクトといった視力を良くするグッズを使いましょう。そうすることで、視力が改善され目の前の転ぶ障害物を避けることが出来ます。
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転びやすい発達障害者はケガをしがちで生活に支障をきたしているのではないかと思われます。
今回ご紹介した対策を是非実施して転びやすい生活から抜け出しましょう!
参考文献
・へやすぽアシスト「子供はなぜ転びやすいのか?原因と対策を徹底解説」
・こどもプラス「よく転ぶ子どもは病気や発達障がい?原因別の特徴や対策を解説」
・リタリコ発達ナビ「よく転ぶ、頭ばかり怪我して心配…原因や予防法は?【作業療法士・野田遥先生にきく】」
・四谷学院発達支援「ボディイメージを高める遊び3選!すぐ転ぶ、人とぶつかりやすい、不器用……発達障害児の悩みに答えます。」
・こどもプラス「なぜ発達障害(ASD・ADHD)だと体幹が弱い?3つの理由と改善策」
・現代ビジネス「「着替えができない」「なわとびがとべない」不器用すぎるDCDのある子どもたち」
・スーフル「発達障害の子に多い尖足歩行って? 原因や弊害は?」
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