食べたくないものが多い。偏食気味に自分を克服したい・・・。
そんなお悩みにお答えします!
どうも、ダルグリです!
今回は発達障害者がなぜ偏食になりやすいのか原因と対策をご紹介致します!!
・発達障害者が偏食になりやすい理由は「こだわりの強さ」「感覚過敏」「独特な想像力」が挙げられます。
・偏食を克服する為には「感覚過敏に合わせた料理を作る」「徐々に慣れさせる」「想像力に配慮する」「イラストなどを使って食べるとイイ物だと説明」が挙げられます。
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発達障害者が偏食になりやすい原因
発達障害者が偏食になりやすい原因は・・・
- こだわりの強さ
- 感覚過敏
- 独特な想像力
が挙げられます。それでは順に詳しくご紹介致します!!
こだわりの強さ
発達障害者の方はこだわりがかなり強いとされ、このこだわりの強さが食事に影響を与えます。
例えばその日の夕食で食べたい物とは異なるメニューが出てくると一切口にしなかったり「◯◯が食べたい!」とワガママを言ってしまいます。
感覚過敏
発達障害者は聴覚だったり味覚だったり様々な感覚が過敏な場合があります。
食事の際もとんかつといった衣が付いた食べ物でも触覚過敏の影響で口の中が痛いと感じて食べられなかったり、餃子などのニンニクを使った料理でも嗅覚過敏の影響で嫌悪感を感じて食べられなかったりするのです。
独特な想像力
発達障害者の中には想像力が個性的で独特の方がいるとされています。
食べ物を見る際に「イチゴの見た目が怖いから食べたくない」など独特な発想・想像力によって食べ物に対する嫌悪感が出来てしまい結果食べられなくなっていくのです。
偏食を克服する為の対策
偏食を克服する為の対策は・・・
- 感覚過敏に合わせた料理を作る
- 徐々に慣れさせる
- 想像力に配慮する
- イラストなどを使って食べるとイイ物だと説明
が挙げられます。それでは順に詳しくご紹介致します!!
感覚過敏に合わせた料理を作る
感覚過敏が原因で食べられるものが限られてしまう発達障害者。この場合、感覚過敏に合わせた料理を作りましょう。
例えば豚肉を使った料理でトンカツだと衣が固くて口の中が痛くなってしまうのであれば、角煮など柔らかい豚肉料理を作るといった対策をします。また、ニンニクの臭いがキツイ餃子を食べる場合は、ニンニクが使われていない餃子を作るなどの対策をしましょう。
そうすれば、感覚過敏があっても問題なく食べることが出来ます。
徐々に慣れさせる
特性によって偏食になりがちな発達障害者の方々。
この場合「ちょっとで良いから食べてみる・食べさせる」といったその食べ物を徐々に慣れさせる対策をしましょう。
そうすれば、食べ物に対する嫌悪感が徐々に無くなり偏食の改善が期待できます。
想像力に配慮する
イチゴの見た目が怖いなど独特な想像力をして食べられ無くなってしまう発達障害者。
そういった場合、見た目を怖くなくすためイチゴをすり潰したジュースを作るなど想像力に配慮したメニューを作るようにしましょう。
そうすれば嫌悪感を無くなり食べられるようになります。
イラストなどを使って食べるとイイ物だと説明
食べ物に対して「今日はこれが食べたい!」とこだわりの強さが原因で偏食になりがちな発達障害者。
この場合、動画やイラストなどを使ってこの料理は美味しそうや健康に良いなどポジティブなイメージを持たせましょう。
そうすることで、「食べてみたい!」という気持ちに変わり食べなかったものを食べるようになれるでしょう。
【発達障害者が偏食になりやすい原因と対策をご紹介!】まとめ
色んな対策を書いてきましたが、どの対策も共通して大切なのが「褒めること」。
「よく食べたぞ!自分!」と自分を褒めたり、自分の子供が発達障害児で偏食があったら「よく食べられたね!偉いね!」と褒めてあげましょう。
褒めることで、今まで食べられなかった物に対して苦手意識が無くなっていきます。
ということで、今回ご紹介した対策を行いながら褒めることを意識して偏食をなおしていきましょう。
参考文献
・西日本新聞「偏食は、わがままじゃない 発達障害 感覚過敏や強いこだわり 特性を見定めて 安心できる関係を」
・放課後等デイサービス ハッピーテラス「発達障害の子どもの「偏食」|原因とサポート方法」
・NHK「発達障害のある子どもの“偏食” その実態と解消へのヒント」
・放課後等デイサービスTEENS「【図表でわかる!】発達障害 × 偏食 | わがままではなく体質. 理由と対応方法を解説します」
・ぜんち共済株式会社「発達障害のある子の偏食の原因と3つの問題」
・LITALICOジュニア「偏食とは?原因や特徴、対策例などを解説します」
・講談社コクリコ「偏食がひどくて困っています【発達障害・発達特性のある子】の育児の悩みに専門家が回答」
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