体が非常に疲れやすい。何とか克服したい・・・。
そんなお悩みにお答えします。
どうも、ダルグリです!
今回は発達障害者が何故疲れやすい体質なのかをご紹介致します!!
・発達障害者が疲れやすい理由は「感覚過敏」「多動性・衝動性による動きの多さ」「眠れない体質」「過集中」「セロトニンが少ない為」「発達性協調運動障害」が挙げられます。
・疲れやすくならない為の対策は「感覚過敏の対策を実施」「眠りやすくする為の環境作り」「過集中にならない為の対策」「落ちついて集中して作業が出来る環境作り」「セロトニンを増やす」「発達性協調運動障害の克服」が挙げられます。
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発達障害者が疲れやすい理由
発達障害者が疲れやすい理由は・・・
- 感覚過敏
- 多動性・衝動性による動きの多さ
- 眠れない体質
- 過集中
- セロトニンが少ない為
- 発達性協調運動障害
が挙げられます。それでは順にご紹介致します!
感覚過敏
発達障害の方は聴覚や嗅覚といった感覚が過敏になってしまう「感覚過敏」の特性があるとされます。
その為、外の環境音や日差しなど過敏に反応してしまい不快な思いをしてメンタルが疲れてしまうことがあります。
多動性・衝動性による動きの多さ
発達障害者は思い立ったらすぐ行動したり余計な言動が多くなる「多動性・衝動性」の特性があるとされています。
普段の生活でも多動性・衝動性が原因で体を余計に動かしてしまい結果、体が疲れやすくなってしまうのです。
眠れない体質
発達障害者は寝る前にスマホなどを使い続けるという”過集中”という特性や”感覚過敏”の特性から外の環境音が気になってしまいなかなか寝つけません。
その結果、よく眠れず疲れが残った状態になりがちなのです。
過集中
発達障害の方は一つの物事に対して極端に集中してしまう”過集中”の特性があるとされています。
仕事や勉強中でも過集中になってしまい疲れていることに気づけず休憩をしません。結果、疲れがドンドン溜まっていき作業が終わった後ドッと疲れが出てきてしまうのです。
セロトニンが少ない為
発達障害の方は先天的にセロトニンという脳内の神経伝達物質の分泌量が少ないという研究結果がでています。
セロトニンが少ないことで、不安やストレスを感じやすくなります。ストレスが溜まると、自律神経やホルモンのバランスが崩れて疲れやすい体質になってしまいます。
発達性協調運動障害
体の姿勢など感覚をまとめ上げ、滑らかな運動を行うための脳機能の一つとされている「協調運動」。
発達障害者の多くが協調性運動が上手く機能せずぎこちない動きといった「不器用」だと言われる状態である場合があります。これを「発達性協調運動障害(DCD)」と言います。
この発達性協調運動障害が原因で、体を動かす際の力加減が上手くいかず苦労することになります。そして体に疲労が溜まっていくのです。
疲れやすくならないための対策
疲れない為の対策は・・・
- 感覚過敏の対策を実施
- 眠りやすくする為の環境作り
- 過集中にならない為の対策
- 落ちついて集中して作業が出来る環境作り
- セロトニンを増やす
- 発達性協調運動障害の克服
が挙げられます。それでは順に詳しく説明させて頂きます。
感覚過敏の対策を実施
聴覚や視覚といった感覚が過敏で人一倍心身共に疲れてしまう発達障害の方。
この場合、グッズなどを使って対策をしましょう。
例えば聴覚過敏の方でしたら耳栓を使ってみたり視覚過敏の方でしたらサングラスを使うといった対策をします。また、聴覚に配慮してなるべく静かな場所に行ったり、嗅覚に配慮して匂いがキツくないものを食べるなど日常生活でも感覚過敏の対策をしていきます。
そうすれば感覚過敏による疲労は少なくなるでしょう。
眠りやすくする為の環境作り
多動性などが原因でなかなか寝付けない発達障害の方。
この場合、すぐに寝付けるような環境作りをしましょう。
例えば布団や枕など寝具をマットレスといったより良いものに変えてみましょう!そうすることで、劇的に眠れるようになります!
さらに、寝る前にアロマを焚いてみたり、癒される音楽を流してみて下さい。
そうすることで、自然と眠りやすくなります。
また、スマホといった眠りを妨げるものは布団から遠ざけて置いておきましょう。そうすると気になったことがあっても起き上がるのが面倒に感じて触れる機会が減り、眠りやすくなります。
過集中にならない為の対策
過剰に集中することがある発達障害の方。
この場合過集中にならない為の対策をしましょう。
例えば12時に休憩をすることを決め、タイマーセットを行えば過集中になっていても休憩時間が来たことがわかります。
また、周りの人たちに休憩時間が来たら一声かけて下さいとお願いするのもアリです。
落ちついて集中して作業が出来る環境作り
多動性や衝動性といった特性が多いとされている発達障害の方。
この場合集中して作業が出来る環境作りをしましょう。例えばデスクで勉強・仕事をする際周りの物を視界に入れないよう仕切りを使いましょう。そうすれば余計な物を視界に入れず集中出来るようになります。
また今やるべきことをホワイトボードにまとめて書いてスケジュールを立てましょう。そうすることで、何かやりたいことを思い出した場合でも「今はこの作業を終わらせよう」と余計なことをせず目の前の作業に取り組むことが出来ます。
セロトニンを増やす
先天的にセロトニンという脳内の神経伝達物質の分泌量が少ないとされる発達障害の方。それが原因で、不安やストレスを感じやすくなります。ストレスが溜まると、自律神経やホルモンバランスが崩れて疲れやすい体質になってしまいます。
そうならないために日光を浴びたり適度な運動を行ってセロトニンを増やしていきましょう。
そうすることで、自律神経やホルモンバランスが崩れにくくなり疲れにくい体質に近づきます。
発達性協調運動障害の克服
発達障害者の多くが協調性運動が上手く機能せずぎこちない動きといった「不器用」だと言われる状態「発達性協調運動障害」と言われています。
この場合、作業療法士などの専門家にお願いしたりグッズなどを使って克服しましょう。
そうすれば発達性協調運動障害を克服出来るでしょう。
【発達障害者が疲れやすい理由と対策をご紹介!】まとめ
発達障害の方は様々な特性が関係して常に疲れた状態で日常生活を送ることになります。
こんな状況を極力無くしていくためにも今回ご紹介した対策を実践して頂けたら幸いです。
参考文献
・ティーンズ「【図表でわかる!】発達性協調運動障害(DCD)ってなに? | どんな困りごとがあるの?対応方法は?」
・とちぎっ子発達クリニック「発達性協調運動障害」
・ブレインクリニック「発達障害(ADHD・ASD)が疲れやすいのはなぜ?理由を解説」
・ティーンズ「【図表でわかる!】発達障害 × 疲れやすさ | その原因は?感覚過敏・発達性運動協調障害・睡眠障害…」
・株式会社キズキ「発達障害は疲れやすい? 5つの原因と対策法を解説」
・Kaien「発達障害の人は疲れやすい? ~疲れやすさの原因と対処方法~」
・ディーキャリア「大人の発達障害(ASD・ADHD)は疲れやすい?仕事を続けるための対策」
・ディーキャリア「ADHDの「集中できない・続かない」〜その原因と対策〜」
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