過ごしやすくなるためにはどんなグッズを買えばいいのか?
そんなお悩みにお答えします。
今回は発達障害の方が過ごしやすい生活を送るためのグッズを13選をご紹介致します!!
発達障害の方にオススメの必須グッズは以下になります。
・聴覚を守るグッズ
・ウェイトブランケット
・タイマー
・フィジェットアイテム
・センサリーに関するグッズ
・視覚スケジュール
・クールダウンの際に使うグッズ
・発達性協調運動障害対策グッズ
・デジタルノート
・リーディングトラッカー
・物が見えやすい入れ物
・姿勢保持しやすいクッション
・ストレス発散グッズ
聴覚を守るグッズ
発達障害の方は音に対して過敏であることが多いです。
この場合ノイズキャンセリングヘッドホンや耳栓といったグッズを使いましょう。そうすることで、外部の騒音をシャットアウトし、静かな環境を作り出すのに役立ちます。これにより、集中力が向上し、ストレスが軽減されます。
ウェイトブランケット
ウェイトブランケットとは、「重い布団」であり体に圧力が継続的にかかることで、体をリラックスさせ、睡眠の質を向上させる効果があります。
発達障害の方は、衝動性といった特性が原因で、なかなか寝つけません。このウェイトブランケットにより重さによる圧力が心地よい感覚を与え、リラックス効果をもたらします。
そして睡眠の質を向上させ、不安を和らげる効果があるのです。
タイマー
過集中といった特性により時間の感覚が掴みにくい発達障害の方。
この場合、卓上型といったタイマーを使って視覚的に時間を管理できるようにしましょう。
そうすることで時間の経過が一目でわかり、スケジュール管理がしやすくなります。
フィジェットアイテム
発達障害の方は手持ち無沙汰になると落ち着かない特性があります。この場合フィジェットトイがオススメです。「フィジェット」とは、緊張や集中を高めるために手や身体を動かすことを指します。
これを行うために使用する道具が「フィジェットアイテム」と呼ばれるもの。有名なアイテムとしては「ハンドスピナー」が挙げられます。
手の動きによって気持ちを落ち着かせることができ、集中力を保つ助けになります。
センサリーに関するグッズ
発達障害の方の中には感覚鈍麻といって触覚といった感覚が鈍感な状態になる場合があります。こういった状況を克服する為にセンサリーに関するグッズを使いましょう。
「センサリー」とは、感覚や感性を指す言葉。つまり感覚や感性を発達させるグッズを使用していきましょう。
触覚であればスライム状の物を使ったり、キラキラと綺麗なものをグッズを使ってみましょう。
そうすることで、気持ちを落ち着かせることや感覚や感性が研ぎ澄まされることでしょう。
視覚スケジュール
過集中などといった発達障害特有の特性によって大切な予定を忘れてしまいがちな発達障害の方。
この場合、卓上型のカレンダーといった視覚に入りやすいスケジュール管理出来るグッズを使いましょう。
そうすれば常に視界にスケジュールが入る為予定を忘れることを防げます。
クールダウンの際に使うグッズ
予想外の出来事が起こるとパニックになってしまい冷静さがなくなりやすい発達障害の方。
この場合、トイレなどクールダウンできる場所を確保しましょう。そうすることで冷静になり落ち着くことが出来ます。
クールダウンする場所には柔らかいクッションや落ち着く照明を用意することで、クールダウン出来る時間を短くすることが出来たりよりクールダウンすることが出来るようになります。
発達性協調運動障害対策グッズ
体の姿勢など感覚をまとめ上げ、滑らかな運動を行うための脳機能の一つとされている「協調運動」。発達障害者の多くが協調性運動が上手く機能せずぎこちない動きなど「不器用」といわれる状態である場合があります。これを「発達性協調運動障害(DCD)」と言います。
この発達性協調運動障害が原因で歩く際、バランスが取れなかったりうまく歩けなかったりで、つまずいて転んでしまうことが多くあります。
それを無くすためバランスボールや感覚遊びを行えるグッズなど発達性協調運動障害を克服する為のグッズを使いましょう。
そうすることで、バランスが取れるようになったり転ぶ機会が減るなど動きがスムーズになります。
デジタルノート
スケジュール表やメモを取る際、紙のノートを使う方が多いかと思います。しかし、整理整頓が出来ないという特性が原因でノートを無くしてしまったりどこに置いたか忘れてしまうことが考えられます。
この場合、スマホやパソコンのメモ帳といったデジタルノートが便利です。整理整頓がしやすく、持ち運びも簡単。尚且つ書いた文章をすぐに探すことも出来るので必需品と言えるでしょう。
リーディングトラッカー
発達障害の方はウッカリしてしまうことが多く問題文といった文章を読み飛ばすことがあります。
この場合、リーディングトラッカーを使いましょう。リーディングトラッカーは読みたい行の両隣の行を隠すことで集中して文章を読みすすめることができます。
文章を読むことに苦労している発達障害の方には必需品となるでしょう。
物が見えやすい入れ物
忘れ物が多いとされている発達障害の方。
この場合カバーや生地が透明なバッグといった入れ物を使いましょう。そうすれば中を開けなくても入っている物が見えるので忘れ物を防げます。
出来ればポケットがいくつもついてるといった仕切りがある物を使いましょう。そうすればどこに何が入っているかがわかりやすいです。
姿勢保持しやすいクッション
発達障害の方は体幹が悪くだらしない姿勢で座って仕事・勉強しがちです。その結果、腰痛や背骨の歪みといった体調を悪くすることになります。
この状況を改善する為、良い姿勢を保つことが出来るクッションを使っていきましょう。
そうすれば姿勢の悪さからくる体調不良を克服することが出来ます。
ストレス発散グッズ
発達障害の特性が原因でストレスフルな生活を送りがちな発達障害の方。
この場合、ストレス発散出来るグッズを使用しましょう。
リラックス出来る音楽を聴いたり、瞑想など様々なストレスを和らげることを実践していけばストレス発散につながり過ごしやすくなるでしょう。
【発達障害者にオススメしたいグッズ13選をご紹介!】まとめ
発達障害の方にとって過ごしづらい世の中かと思います。
今回ご紹介したグッズを使い過ごしやすい毎日を送ることが出来たら幸いです。
参考文献
・熊本市発達障がい者支援センターみなわ「便利グッズ!のご紹介」
・朝日新聞デジタル「発達凸凹を支える便利グッズ「まずは気軽に試して」 保育士で、グレーゾーンの兄弟の母が、使った感想を紹介」
・LITALICO発達ナビ「発達障害フレンドリーなグッズで、毎日をもっとラクに!人気の便利アイテムを「発達ナビ×フェリシモ」コラボ商品からPICKUP」