時間管理が出来ない・・・。どうすればこんなことにならないのだろう・・・。
そんなお悩みにお答えします!!
どうも、ブシンです!
今回は時間をテーマに記事を書いていきたいと思います!!
発達障がい者の方々特有の悩みの一つとして、時間の管理が苦手というのがあるのではないでしょうか?
「発達障がいと時間管理に関係性なんてあるの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、実は関係性が深いのです!
ということで、今回は時間管理が苦手なことと発達障がいの関係性を説明しつつどんな対策すれば良いのかをご紹介致します!!
発達障がい者が時間管理が苦手な理由
それでは発達障がい者が時間にルーズになってしまう原因をご紹介致します!!
原因は主に・・・
- 過集中
- 不注意による時間の間違い
- 優先順位通りにいかない
以上の3点をもとに解説していきます。
過集中
ASDの発達障害者は一つの物事に対して、とんでもない集中力を発揮することがあります。
こういう特性は例えば寝る時に出てしまうとかなり厄介です。
寝る際に本を読む、スマホをいじるなど何かしらの行動を起こしてしまうと過集中の部分が出てしまい「気づいたら数時間経っていた!寝る時間が無い!」なんて事はしょっちゅうあります。
そして朝起きる時間になってもあまり寝ていない為、なかなか起きることが出来なくなったり最悪の場合、二度寝をしてしまい遅刻してしまうこともあるのです。
また、集中しすぎてしまいその日のうちにやるべき仕事や家事といった物事を忘れ、作業が遅れるといったトラブルの原因にもつながります。
不注意による時間の間違い
ADHDの発達障がい者の方特有の不注意が多いという部分は時間管理の面で、悪い影響を与えます。
例えば「10時00分までにAの資料を作っておいてね」とお願いされるとします。しかし、ADHDの方の不注意によって「11時00分までにAの資料を作っておこう」と勘違いをしてしまい「何故10時00分に資料を作らないんだ!」と相手に迷惑をかけてしまうのです。
優先順位通りにいかない
さまざまな仕事や家事を同時に行う際、人は誰でも「これは先にやってこれは後でやろう」と優先順位をつけるでしょう。
しかし、ADHD特有の多動症・不注意によって優先順位通り作業を進められないことがあります。
今すぐやらなければいけない仕事があったとしても突然ふと「そういえばあの仕事もやらないとなあ」と思うと、そちらの仕事に手を出してしまいます。その結果優先するべき仕事を締め切りまで終わらせることが出来ずトラブルに発展することが多々あるのです。
特定の場所までの時間・道順の計画が困難
誰かと◯◯時に××に集合と仮に約束していたとします。
こういった場合、「〇〇時に朝ご飯を食べて、〇〇時に駅に着こう」といった時間・道順の計画を立てると思います。
しかし発達障がい者の場合、出かける為の事前準備を不注意が原因で忘れてしまったり、多動性が原因で寄り道してしまったりと計画が上手くいかず、結果的に時間通りその場所に着けない場合が多々あります。
時間管理をルーズにさせないための対策
それではこれから時間管理をルーズにさせない為の対策をご紹介致します。
今回は先程の原因を元に
- 早寝早起きの対策
- 約束の時間や場所を間違えない為の対策
- 仕事のスケジュール管理の対策
以上の3点の対策をご紹介致します!
早寝早起きの対策
起きられる環境を作る
朝起きる際、目覚まし時計のアラームで起きる方が多いかと思いますが、寝不足の影響でなかなか起きられない場合、起きられる環境を作りましょう。
具体的には寝ている布団の近くに飲み物やガムなど口の中に手軽に入れられる物を置いておきます。筆者もやっていますが朝起きた際、口の中に物を入れるとすぐに起きられます。
また、目薬もオススメです。朝起きてすぐ目薬をさすとあっという間に起きられちゃうのです!
そして今では高性能な目覚まし時計も販売されております!こういった時計を使用すると非常に快適にしっかりと起きられるのでこういった物を使うのもオススメです!
是非とも起きられる環境づくりをしてみて下さい!
眠られる環境づくり
起きられる環境づくりの逆パターン「眠られる環境づくり」を作りましょう。
例えば病院に通院している方は、睡眠薬の処方をしてもらい服用しましょう。
また、過集中でスマホを使ったり本を読んでしまうという方は「今日は〇〇時に寝よう」と事前に時間を決め、アラームをセットしましょう。そうすれば、過集中が解消され時間が来たことに気づき寝ることが出来ます。
さらに、寝具にこだわるのもオススメです。枕を多少良いものに変えたり布団をマットレスといった良いものに変えてみて下さい!もちろんかなり高額なものを購入しなくてもイイのですが、ある程度良いものにすると「今まで使っていた寝具はなんだったのか?」と思うほど眠れてしまいます!
そして、寝る前にホットミルクやヤクルト1000といった睡眠の質を上げる効果があるものを飲んでみると眠れるのでこういったものを使用するのもオススメです!
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常にスケジュールの見える化
頭で時間や集合場所を覚えていても実は違っていたりウッカリ忘れてしまう場合が多い発達障がい者。
こういった場合は常にスケジュールが書かれた紙やホワイトボードを常に見えるように机の上といった視界に入る目立つ場所に置いたり貼っておきましょう。
そうすることで、集合場所や時間をウッカリ間違えたり忘れることは減少します。
前もってこまめに時間・場所を確認
当日に「これで大丈夫!」と事前に確認を怠ってしまいウッカリ場所・時間を間違える事態が起こりがちです。
なので、事前にGoogleマップなどで場所をこまめに確認、事前に電車の時間や乗り換えをしっかりと確認していきましょう。
そうすることで集合場所に行くまでの段取りが出来たり遅刻を無くすことが出来ます。
スマートフォンなどでアラームといった通知設定
当日出かける準備をしている時に「そうだ!〇〇をやらないと!」と他にやることが出来てしまうとそれをやり始めてしまい、結果出かける時間に出かけられず、遅刻してしまいます。
スマホのアラーム機能を使うことで、こういった事態を防ぐことことが出来ます。例えば「出かける1時間前にアラームを鳴らす」という設定をします。すると当日出かける準備を忘れ何かをやり始めている最中にアラームが鳴り「そうだ!出かける準備をしてたんだ!」と気づきます。そしてこういった遅刻を未然に防ぐことにつながるのでオススメです!
仕事のスケジュールを管理する対策
スケジュールの見える化
自分のデスクの上にメモ帳やミニホワイトボード・パソコンのメモ帳機能などに今日1日のスケジュールを記載し常にスケジュールを見える化するようにしましょう。
この際今日はこの仕事を絶対やろうと優先順位を記載するのがオススメです。そうすることで、仮にそこまで重要では無い別の仕事をやり始めた場合、視界に入ったスケジュールを見て「そうだ!こんなことしていられない!今日はこれをやらないと!」と優先順位を思い出すことが出来るので締め切りを守ることが出来てトラブルを未然に防ぐことが出来ます。
また、会議といった約束の時間も見える化することで時間を忘れることを防ぐことが出来るのです。
スマートフォンなどでアラームや通知設定
発達障害の特性である過集中になってしまい、周りが見えなくなってしまい別の仕事の用事を忘れてしまうことがあります。
こういった場合、スマートフォンやスケジュール管理のソフトを使って通知設定を行いましょう。
例として「◯月×日の〇〇時までにこの仕事を終わらせて」とお願いされた場合、「〇〇時までに作成して〇〇時までに振り返りをしよう」とスマートフォンなどのスケジュールの通知設定を行います。
そうすることで、仮に他の仕事に過集中してお願いされた仕事が忘れた場合でも通知が来ると「そうだ!あの仕事を終わらせないと!」と気づくことが出来るのです。
【時間管理が出来ない理由と対策】まとめ
発達障害者あるあると言ってもいい「時間管理が困難」。これは非常に厄介な悩みです。
意識していても特性が原因で遅刻や仕事の遅れが出て相手に不快な思いをさせてしまい困っていると思います。
今回ご紹介した対策が発達障害者である皆様の生活を豊かに出来るのであれば幸いです。是非一度やってみて下さい!
参考文献
https://pelikan-kokoroclinic.com/roppongi/2021/09/14/【心療内科q-a】「大人のadhdの方への時間管理法-②」/
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