ウチの子は食事のマナーが悪い・・・。どうにかならないのか?
そんなお悩みにお答えします!
どうも、ダルグリです。今回は発達障害児に多い「食事のマナーの悪さ」に関して記事を書いていきます。
・発達障害児の食事のマナーが悪い理由は「衝動性によるマナー違反」「感覚遊び」「体幹が弱くて上手く座れない」が挙げられます。
・食事のマナーを良くする対策は「食事のルールをしっかりと教える」「食事に集中させる」「体幹トレーニングをさせる」が挙げられます。
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なぜ発達障害児は食事のマナーが悪いのか?
何故発達障害児は食事のマナーが悪いか・・・・・
- 衝動性によるマナー違反
- 感覚遊びをやる
- 体幹が弱く上手く座れない
が挙げられます。それでは順に詳しくご紹介致します!!
衝動性によるマナー違反
発達障害者の方は思い立ったらすぐ行動をする衝動性があるとされています。
例えば遊び盛りの子供の場合だと、食べている最中に「これをやったら面白そう!」と考えて、食べ物や食器で遊び始めるといったマナー違反をしてしまうのです。
感覚遊びをやる
発達障害者の方の中には視覚や聴覚などの感覚があまり感じ取れない「感覚鈍麻」の症状がいるとされています。
その結果、強い刺激を求める「感覚探求」が起きてしまい食べ物を掴んで投げたり箸で机を叩くなどを感覚を刺激する感覚遊びをしてしまいます。
体幹が弱く上手く座れない
発達障害者は、自分の体の位置や動き、力の入れ加減などを感じ取る感覚である「固有受容覚」が未発達であったり、体の筋肉など各器官には異常がないにも関わらず、体の動きがぎこちなくなる障害「発達性協調運動障害」が原因で体幹が弱くなりがちです。
その結果食事の際上手く椅子に座れずだらしない姿勢で食べてしまうことになり行儀悪く見えてしまいます。
食事のマナーを改善する方法
食事のマナーを改善する方法は・・・
- 食事のルールをしっかりと教える
- 食事に集中させる
- 体幹トレーニングをさせる
が挙げられます。それでは順に詳しくご紹介致します!
食事のルールをしっかりと教える
遊び食べをしてしまうなど発達障害児の食事のマナーが悪い場合、食事のルールを教える機会を作りましょう。
「食べ物で遊ぶと周りが迷惑!だからそんなことしたらいけません!」といったルールを冷静かつ理論的に教えることで、子どもは素直に受け止めてルールを守るようになります。
食事に集中させる
食事に集中せず走り回ってしまうなど突発的に悪い食事のマナーをしてしまいがちです。
そうならない為にも食事に集中させる状況を作りましょう。
例えば食事中にスマホをイジることがあればスマホを他のところに置いておくよう指摘したり、「綺麗に食べられたら〇〇をしてもイイ」といった条件をつけるなど何かしらの対策をします。
そうすることで、食事に集中させることが出来ます。
体幹トレーニングをさせる
体幹が弱い為だらしない格好で食事をしてしまう発達障害者の方。
そういった場合は体幹を鍛える機会を作りましょう。
体幹を鍛える為に、筆者としてはヨガ・バランスボール・バランスボード・トランポリンがオススメです。
これらの運動を室内や室外に取り入れて是非体幹を鍛えていきましょう。
【食事のマナーが悪い発達障害児の原因と対策をご紹介!】まとめ
食事のマナーをすぐに治すことは難しいかと思います。
しかし、根気よくマナーを治すよう対策をしていけばきっと改善することでしょう。
ということで、今回ご紹介致しました対策を行なって食事のマナーをなおしていきましょう。
参考文献
・ハッピーテラス:発達障害の子どもの「遊び食べ」|原因とサポート方法
・たまひよ:「食べこぼしが多い」「片づけが苦手」それって、しつけの問題ではなく発達障害かも?!」
・NHK:発達障害のある子どもの“偏食” その実態と解消へのヒント
・ディーキャリア:発達障害があると体幹が弱い?関係性と対策について
・こどもプラス:なぜ発達障害(ASD・ADHD)だと体幹が弱い?3つの理由と改善策
・パルク:運動能力だけじゃない!体幹を鍛えることは学習意欲にも効果あり!
・パラちゃんねるカフェ:運動音痴・筋肉がないのは発達障害のせい?それとも努力不足?体幹が使えないのはなぜ?
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