【トイレが苦手】なぜ発達障害児はトイレが苦手な理由と対処法をご紹介!

発達障害

発達障害児の親
発達障害児の親

うちの子供はトイレが苦手だ。何か対策はないのか?

そんなお悩みにお答えします!

どうも、ダルグリです!

今回はなぜ発達障害児はトイレが苦手なのか・克服する為の対策をご紹介致します!!

・なぜ発達障害児はトイレが苦手なのか「夜尿症との合併がある為」「感覚過敏の問題」「固有受容覚が未発達」「こだわりが強い為」「水分を衝動的に取ってしまう」

・発達障害児がトイレを克服する為には「発達障害児に合わせたトイレトレーニングの実施」「感覚過敏の対策をしておく」「体幹トレーニング」

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なぜ発達障害者はトイレが苦手ななのか?

発達障害児はなぜトイレが苦手なのかは・・・

  • 夜尿症との合併がある為
  • 感覚過敏の問題
  • 固有受容覚が未発達
  • こだわりが強い為
  • 水分を衝動的に取ってしまう

が挙げられます。それでは順に詳しくご紹介致します!!

夜尿症との合併がある為

ADHD(注意欠陥多動性障害)の方の約3割は夜尿症の合併があるとされています。

近年の研究では、発達障害には神経伝達物質の分泌異常が関係しており、脳中枢神経系が未発達になりやすいことがわかってきました。そのため、排尿に関する感覚も発達しにくく、夜尿症を合併しやすいことが指摘されています。特にADHDのあるお子さんは、およそ3人に1人に夜尿症があるという統計がでています。

出典:海老名おおくさ泌尿器科クリニック

こういったことからトイレに行けずおねしょをしやすいことが考えられます。

感覚過敏の問題

発達障害者の中には、聴覚や視覚が過敏である感覚過敏の方が多いとされています。

トイレに行く際、芳香剤などのトイレ独特のにおいや水を流す音など感覚過敏の方としては苦痛になる環境になっている場合があります。

その結果トイレに対して苦手意識が芽生えてしまうのです。

固有受容覚が未発達

発達障害者は自分の体の位置や動きなどを感じ取る固有受容覚が発達しづらいとされています。この感覚があることで、自分の体がどういう状態になっているか判断できる為、座っているときも自分の体を安定させることが出来ます。

トイレをする際、便座に座る時に体勢が上手く取れずトイレがなかなか出来ない状態になってしまうのです。

こだわりが強い為

発達障害者の中には、自分のこだわりが強いという方が多いとされています。

トイレに関しても「外のトイレではトイレをしたくない」や「便座には後ろ向きではなく前向きで座りたい」などのこだわりが原因でなかなかトイレが出来ないこともあります。

水分を衝動的に取ってしまう

発達障害者は思いついたらすぐ行動してしまう衝動性が多いとされています。

寝る際にも急に水といった飲み物を飲んでしまい、トイレに行ければイイのですが眠気に襲われてそのまま寝てしまいます。

その結果おねしょといったトラブルを起こしてしまうことが多いとされています。

トイレを克服する為の対策

トイレを克服する為の対策は・・・・・

  • 発達障害児に合わせたトイレトレーニングの実施
  • 感覚過敏の対策をしておく
  • 体幹トレーニング

が挙げられます。それでは順に詳しくご紹介致します!

発達障害児に合わせたトイレトレーニングの実施

トイレに対して苦手意識がある発達障害児。そんな時はその子供達に合わせたトイレトレーニングを実施しましょう。

例えば、子供が好きなキャラクターや人物のステッカーをトイレの中に貼ってみるなど、トイレに行きたくなるような工夫をします。また、トイレをする際はトイレのやり方がわかりやすい動画や画像を見せます。そうすることで、正しいトイレに対するイメージが出来て、トイレが出来るようになるでしょう。

さらに寝る前に水分補給など夜尿になるような行動をさせないように呼びかけるなど対策をしていきましょう。

また、トイレが上手く出来ない時は決して叱りつけたりせず「次頑張ろう」と慰めてあげましょう。トイレに対して苦手意識を持たせずまた頑張ってトイレが出来るようになりたいと前向きに頑張ろうとするでしょう。

感覚過敏の対策をしておく

エアータオルの音やトイレ特有のにおいなど様々な感覚が過敏である可能性が高い発達障害児。

この場合は耳栓をつけさせたり消臭剤を撒いたりと様々な感覚に対する弊害を無くしていくことで、トイレに行きやすくなります。

体幹トレーニング

固有受容覚が未発達な為、体幹が弱く上手く便座に座れない発達障害児。

こういった場合は体幹トレーニングを行なって対策をしましょう。

体幹トレーニングはヨガやバランスボールなど手軽で様々なトレーニング方法が存在します。

是非実践して便座に問題なく座れるようにしましょう。

【なぜ発達障害児はトイレが苦手な理由と対処法をご紹介!】

トイレに慣れるの実はなかなかハードルが高く発達障害児は特に苦労すること間違いなしです。

そんな状況を克服する為、今回ご紹介したトイレの克服方法をぜひ実施してみて下さい。

参考文献

・ハッピーテラス「発達障害の子どものトイレトレーニング|進め方のコツは?」

・すらら「【発達障がいのトイレトレーニング】うまく行かない原因~成功させるためのポイントを解説」

・パステル総研「発達障害の子が外出先のトイレに行かないのはなぜ?怖がる理由と対応策」

・priselt 「【支援事例:7歳・女の子・Nちゃん】トイレトレーニングが大きく前進【児童発達障害・個別プログラム】」

・litalico発達ナビ「トイレトレーニングはいつから始める?準備や進め方のコツ、発達障害がある子のトイトレについても解説【専門家監修】」

・コペルプラス「発達障害の子どものトイレトレーニング②」

・発達障害臨床研究会「息子のトイレと基礎感覚について」

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この記事を書いた人

ASDの発達障害者でブロガーのブシンです!現在は某企業にて障害者雇用で働いております。
当事者である私が発達障害者の方々に対して、生活をより豊かにする情報を発信していけるよう頑張っていきますので宜しくお願い致します。

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