【忘れ物防止!】発達障がい者の忘れ物が多い原因とその対策をご紹介!

発達障害

発達障害者
発達障害者

忘れ物が本当に多い・・・。どうすれば改善されるのだろう・・・。

そんなお悩みにお答えします!

どうも、ブシンです!

今回は忘れ物に関して記事を書いていきたいと思います!

発達障がい者の方々の中で物を忘れるといったしくじりをしてしまう方が多いのではないかと思われます。

実際、発達障がいについて調べると「物を忘れてしまうことが多い」というコメントはかなり多いです。

ということで、今回は物を忘れてしまう原因と物を忘れない為の対策をご紹介致します!!

忘れ物が多い原因

それではなぜ物を忘れやすいか原因を3点に分けてご紹介していきます。

  • 不注意
  • 整理整頓が苦手
  • 先延ばしグセ

不注意

発達障害者の方は”不注意”という特性があります。

不注意が原因で約束の時間を間違いてしまったり仕事でケアレスミスをしたりとありますが、物を忘れてしまうこともよくあるとされています。

原因は分かっていませんが、脳の機能の問題で注意能力が低下しているとされています。

なので、傘をお店に置き忘れる・教科書を家に忘れるなど忘れ物をしがちになりやすいのです。

整理整頓が苦手

物の片付けといった整理整頓が苦手だとされている発達障害者。

綺麗に整理整頓していれば、仮に重要な物を忘れていたとしても、目の前にそれを見つければ「そうだ!これも必要だった!」と思い出すことが出来ます。しかし、デスク周りや部屋の整理整頓が出来ていなければ重要な物がなかなか見つからず、重要な物を忘れたままとなってしまうのです。

先延ばしグセ

発達障がい者の方は段取り通りに進まないことや他にやりたいことを思い出して、なかなか作業が進まないことが多々あります。

荷物の準備をしてるとして、「そういえば〇〇をまだやっていない!」と思い別の作業をやり始めたとします。そして過集中となってしまい荷物の準備を忘れて先延ばしとなるのです。

また、発達障害者の方は複数の仕事を同時進行に行う(マルチタスク)のが困難です。もし荷物の準備をしている最中に他にやりたいことを思いつくと普通であれば、荷物の準備をしつつそちらの作業を行えるのですが、そちらを優先してしまい、荷物の準備が後回しになってしまうのです。

その結果、荷物の準備がめんどうになり大ざっぱに荷物をまとめたりしてしまい、大切な物を入れ忘れたりしてしまうのです。

忘れ物をしない為の対策

それではこれから忘れ物を無くすための対策を5点に分けてご紹介致します!!

  • 徹底的にチェック
  • 持ち物の一覧表を作る
  • 忘れ物発見機の利用
  • 置く・入れる場所を決めておく
  • 必要な物に関するメモをすぐに取る

徹底的にチェック

発達障害者の方は出かける準備をする際、持っていく荷物を前日や当日に二重、三重に確認を徹底しましょう。

またどこかへ出かけて帰る際も、ちゃんと荷物は忘れていないかのチェックを徹底しましょう。そうすれば荷物を忘れることを防げますし、仮に忘れたとしてもすぐに取りに戻れるのでオススメです。

持ち物の一覧表を作る

持ち物を忘れない為に、メモ帳やホワイトボードに持ち物を一通り書いて一覧表を作りましょう。

ポイントとしては、その一覧表を常に視界に入るところに置きましょう。

そうすることで、仮に荷物の準備を忘れていたり、特定の物をカバンに入れ忘れていたとしても視界に入ることで「そうだ!明日の荷物の準備しなきゃ!」「〇〇を入れ忘れていた!」と気づくことが出来ます。そして、忘れ物を防ぐことが出来るのです。

忘れ物発見機の利用

「えっ?そんな物あるの!?」と感じる方々がいらっしゃるかと思いますが、実はそういったものは販売されております。

商品の一例としてカギや傘といった重要な物にタグを取り付け、もし仮に忘れてしまった場合、スマホを使用し、タグから発信される電波を受信してどこに忘れてきてしまったのか特定出来る装置となります。

この装置を使えば忘れ物をすぐに見つけられるので便利です。

置く・入れる場所を決めておく

整理整頓が苦手で必要な物を見つけられず、そのまま忘れてしまい出かけてから忘れ物に気づくことが多い発達障害者。

こういった場合、置く場所をあらかじめ決めておくと、見つけやすくなります。

例えば「明日持っていく重要な物はこの箱に入れておく」であったり、「鍵は玄関に置いてある箱に入れておく」などそれぞれの場所に特定の物を置くといったルール作りをしていきましょう。また、ひと目ですぐに見つけられる工夫をしてみるのもオススメです。例えば色付きの箱よりも透明の箱の方がガチャガチャと手探りで探さすことなくすぐに見つけることが出来ます。

また、かばんでも「携帯はここに入れる、財布はこのポケットに入れておく」など、ポケットや仕切りごとに入れて置く場所を決めておくのもオススメです。

そうすることで、忘れ物を未然に防ぐことが出来ます。

必要な物の関するメモをすぐに取る

誰かから「明日〇〇を持ってきて」といったお願いをされるとされます。大体の方は頭で覚えようとしますが、発達障がい者の方は不注意や先延ばしグセが原因で忘れてしまいがちでございます。

この場合必ずメモ帳やスマホのメモ機能を使ってすぐにメモを取りましょう。

そうすることで、「そういえば何を持ってきてとお願いされたのか?」と思い出そうとする場合すぐに確認ができますし、メモをとったことが意外と頭に残っていたりするので、忘れ物を未然に防ぐことが出来るのです。

【忘れ物が多い原因・防ぐための方法】まとめ

今回ご紹介した方法は絶対に役立つ方法だと思われます。

人によっては慣れるのに若干時間がかかるかもしれませんが、慣れれば忘れ物を未然に防げるようになれますので、是非やってみて下さい!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

それではまた!!

参考文献

忘れもの、忘れごとが多い:困りごとのトリセツ(取扱説明書)|発達障害プロジェクト
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